HOME 高校

2025.11.01

NEWS
鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝
鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝

鳥取城北の本田桜二郎と中嶋琳

全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最高記録(2時間5分33秒/1992年全国大会の由良育英)を33年ぶりに更新して2年ぶり9回目の県王者。女子は1時間15分23秒で7年連続8回目の頂点に立った、

鳥取城北の男子は今春、大牟田(福岡)で長年指導していた赤池健氏が監督に就任。赤池監督を慕って、昨年の全国高校駅伝で2位に貢献した選手らも転校した。全国高体連の規定により半年間、高体連主催大会には出られず、インターハイ予選にも出場できなかったぶん、冬の駅伝を目指して走り続けてきた。

1区(10km)を務めたのは大牟田で昨年の全国高校駅伝7区区間3位の村上遵世(3年)。29分29秒の区間新で滑り出すと、3区(8.1075km)は本田桜二郎(3年)が快走する。昨年の都大路1区2位の走力でここでも23分28秒の区間新記録を打ち立てた。さらに、6区(5km)を務めた主将の宗像琢馬(3年)も14分44秒の区間新と、充実のタスキリレーでチームを2年ぶり9回目の全国切符を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

赤池監督は「この大会を境に、ようやくスタートが切れました。切磋琢磨して、もっと強い鳥取城北にならないといけないと思っています。課題もありましたが、第一歩が踏み出せてうれしいです」と安堵の様子。本田は「昨年を超えることを意識してやっていきたい」と全国の舞台へ思いを馳せた。

2位には2時間8分58秒で前回覇者の米子松陰。3位には八頭が2時間16分45秒で入っている。

先だって行われた女子も鳥取城北が圧巻のレース。1区の林千遥(3年)が2位に51秒差をつけて首位中継すると、2区以降も後続とのリードを拡大。5分59秒差をつけてアンカーの中嶋琳(1年)がフィニッシュし、7年連続8回目の都大路出場権を手にした。

2位には1時間21分22秒で八頭。3位は1時間21分57秒で倉吉西だった。

全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最高記録(2時間5分33秒/1992年全国大会の由良育英)を33年ぶりに更新して2年ぶり9回目の県王者。女子は1時間15分23秒で7年連続8回目の頂点に立った、 鳥取城北の男子は今春、大牟田(福岡)で長年指導していた赤池健氏が監督に就任。赤池監督を慕って、昨年の全国高校駅伝で2位に貢献した選手らも転校した。全国高体連の規定により半年間、高体連主催大会には出られず、インターハイ予選にも出場できなかったぶん、冬の駅伝を目指して走り続けてきた。 1区(10km)を務めたのは大牟田で昨年の全国高校駅伝7区区間3位の村上遵世(3年)。29分29秒の区間新で滑り出すと、3区(8.1075km)は本田桜二郎(3年)が快走する。昨年の都大路1区2位の走力でここでも23分28秒の区間新記録を打ち立てた。さらに、6区(5km)を務めた主将の宗像琢馬(3年)も14分44秒の区間新と、充実のタスキリレーでチームを2年ぶり9回目の全国切符を手にした。 赤池監督は「この大会を境に、ようやくスタートが切れました。切磋琢磨して、もっと強い鳥取城北にならないといけないと思っています。課題もありましたが、第一歩が踏み出せてうれしいです」と安堵の様子。本田は「昨年を超えることを意識してやっていきたい」と全国の舞台へ思いを馳せた。 2位には2時間8分58秒で前回覇者の米子松陰。3位には八頭が2時間16分45秒で入っている。 先だって行われた女子も鳥取城北が圧巻のレース。1区の林千遥(3年)が2位に51秒差をつけて首位中継すると、2区以降も後続とのリードを拡大。5分59秒差をつけてアンカーの中嶋琳(1年)がフィニッシュし、7年連続8回目の都大路出場権を手にした。 2位には1時間21分22秒で八頭。3位は1時間21分57秒で倉吉西だった。 全国大会は12月21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。昨年に続いて、男女ともに都道府県代表に加え、地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.01

洛南が3区の1年生・稲垣翔馴で首位を奪い11連覇 立命館宇治はオール区間賞で全国出場は“皆勤”の37に/京都府高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた京都府高校駅伝が11月1日、府立丹波自然運動公園周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、洛南が2時間6分37秒で11年連続32回目の優勝を決めた。午前に行われた女子は、立命館宇治 […]

NEWS 鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝

2025.11.01

鳥取城北オール区間賞で男女V 男子は2時間3分49秒の県高校最高 転校選手が快走 女子は大量リードで7連覇/鳥取県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県高校駅伝が11月1日、境港市営竜ケ山陸上競技場を発着点に行われ、男女ともに鳥取城北がいずれもオール区間賞で優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間3分49秒で、従来の県高校最 […]

NEWS 三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位

2025.11.01

三井住友海上・根塚みのりが10月末で退部 2月の実業団ハーフ19位

11月1日、三井住友海上は所属する根塚みのりが10月末で退部したことを発表した。 根塚は富山県出身の23歳。堀川中では800mで全中5位に入賞したほか、柳樂あずみ(現・名城大)とともに全国中学校駅伝でも活躍した。富山商高 […]

NEWS 東大阪大敬愛・久保凛は2区区間2位「全然納得行かない」と涙 「悔しさをつなげて」近畿大会で全国狙う/大阪府高校駅伝

2025.11.01

東大阪大敬愛・久保凛は2区区間2位「全然納得行かない」と涙 「悔しさをつなげて」近畿大会で全国狙う/大阪府高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた大阪府高校駅伝が11月1日、大阪市のヤンマースタジアム長居・長居公園周回コースで行われた。 女子(5区間21.0975km)は薫英女学院が1時間7分13秒のオール区間賞で20連覇を達成。201 […]

NEWS 世田谷246ハーフに青学大・安島莉玖、荒巻朋熙らが登録!中大は吉居駿恭、溜池一太、本間颯らがエントリー

2025.11.01

世田谷246ハーフに青学大・安島莉玖、荒巻朋熙らが登録!中大は吉居駿恭、溜池一太、本間颯らがエントリー

世田谷246ハーフマラソンの主催者は、11月9日に開催される第20回大会のエントリーリストを発表した。 同大会は駒沢オリンピック公園陸上競技場発着で、国道246号や多摩堤通りなどを通るコースで実施。埼玉県で開催の上尾シテ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top