日本陸連は5月23日、韓国・クミ(亀尾)で行われるアジア選手権の代表選手2名の出場辞退を発表した。
男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)は踏み切り脚の「コンディション不良のため」に辞退。泉谷は13秒04の日本記録保持者で、23年ブダペスト世界選手権5位入賞を果たしている。
今年は走幅跳と2種目で東京世界選手権の出場を狙い、3月の南京世界室内は8m21を跳んで4位に入っている。走幅跳で出場した5月18日のセイコーゴールデングランプリ後には「踵が少し気になる」と語っていた。なお、泉谷は110mハードルですでに東京世界選手権の参加標準記録を突破している。
男子10000mの葛西潤(旭化成)は「ケガのため」に出場辞退。葛西は昨年の日本選手権10000m覇者でパリ五輪にも出場した。今年の日本選手権10000mは2位に入ってアジア選手権代表に選ばれていた。
なお、これによる代表選手の入れ替えや追加招集はない。
アジア選手権は2年に一度開かれるエリアチャンピオンシップ。世界陸連(WA)の大会カテゴリーは「GL」。これはオリンピック・世界選手権(OW)、ダイヤモンドリーグ・ファイナル(DF)、ダイヤモンドリーグなど(GW)に次ぐ上から4番目で、大会カテゴリーに応じて、世界大会出場権獲得に関係するワールドランキングの「順位ポイント」が高く設定されている。
アジア選手権は5月27日から31日まで行われる。
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