2025.05.19

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月18日に行われた。
女子やり投は北口榛花(JAL)がシーズンベスト、今季世界リスト6位となる64m16を投げて優勝した。
北口は初戦だった5月3日のダイヤモンドリーグ(中国)の60m88(4位)から修正。「1投目はゆっくり入って、徐々にスピードを上げて修正していけました。64mもまだ完璧ではないですが、投げられてホッとしています」。この日、「行ってきます!」と、すぐに機上の人となった北口は、6月の欧州転戦を経て7月上旬の日本選手権に合わせて帰国する予定だ。
女子走高跳は世界記録保持者のヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)が1m96でV。全員が試技を終えてから跳び始めて、他を圧倒した。
女子100mハードルはトニー・マーシャル(米国)が12秒54(+0.8)で優勝。ハイレベルな日本勢では3位の田中佑美(富士通)が最上位だった。日本歴代2位の自己記録を0.02秒更新する12秒81をマークしている。さらに、4位に入った中島ひとみ(長谷川体育施設)も日本歴代3位の12秒85の好走だった。
男子走幅跳はリアム・アドコック(豪州)が8m20(+1.3)で制し、津波響樹(大塚製薬)がセカンドベストの8m15(+1.0)で2位に食い込んだ。南京世界室内4位の泉谷駿介(住友電工)は8m02(+0.3)の3位。橋岡優輝(富士通)は7m92(+0.4)の5位だった。
女子1500mはジョージア・グリフィス(豪州)が4分01秒10の好記録で制した。2位は田中希実(New Balance)で4分06秒08。当日は先に3000mのペースメーカーを務めるというチャレンジだった。その3000mは山本有真(積水化学)が自己新の8分50秒64(3位)の自己新をマークしている。
【動画】セイコーゴールデンGPハイライト
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