HOME 国内

2025.05.03

太田智樹が5km13分30秒の日本新!「最低限の目標はクリア」東京世界陸上目指し日本選手権5000mに挑戦/Tokyo:Speed:Race
太田智樹が5km13分30秒の日本新!「最低限の目標はクリア」東京世界陸上目指し日本選手権5000mに挑戦/Tokyo:Speed:Race

25年Tokyo:Speed:Raceの5kmで日本新をマークした太田智樹(トヨタ自動車)

アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、エリート男子5kmで太田智樹(トヨタ自動車)が13分30秒の日本新記録をマークした。優勝はキベット・ハーバート(ウガンダ)で13分00秒だった。

海外のトップランナーが多数そろうなか、中盤まで先頭集団に食らいつく。後半に単独走のかたちにはなったが、そこからも粘りを発揮し、13位ながら2023年に清水歓太(SUBARU)が作った日本記録を7秒更新した太田は「最低限の目標はクリアできました」と笑顔を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

1月のニューイヤー駅伝では3区でトップに立つ力走、2月の丸亀ハーフでは日本人初の1時間切り(59分27秒)、3月のEXPO EKIDENでも最長3区(12.5km)を区間トップで駆け抜けてチームを優勝に導くなど快走を続けてきた太田。だが、4月12日の日本選手権10000mでは8位にとどまり、この種目で東京世界選手権代表入りは難しい状況になっている。

パリ五輪に続く世界大会出場へ、今後は5000mに出場予定の7月上旬の日本選手権に目を向ける。「今年は予選があるので、まずは最低限決勝に行くこと。1本ずつ集中して走って、結果的に世界陸上につながれば」と太田。また、今冬にマラソンへの挑戦も視野に入れており、「そこに向けてトレーニングできれば」とも語った。

男子10kmはイメル・ジャマル(エチオピア)が27分10秒で制し、花尾恭輔(トヨタ自動車九州)で28分25秒で日本人トップの18位に入った。

アシックス主催の公認ロードレース大会「Tokyo:Speed:Race」が東京・新宿区の明治神宮外苑で行われ、エリート男子5kmで太田智樹(トヨタ自動車)が13分30秒の日本新記録をマークした。優勝はキベット・ハーバート(ウガンダ)で13分00秒だった。 海外のトップランナーが多数そろうなか、中盤まで先頭集団に食らいつく。後半に単独走のかたちにはなったが、そこからも粘りを発揮し、13位ながら2023年に清水歓太(SUBARU)が作った日本記録を7秒更新した太田は「最低限の目標はクリアできました」と笑顔を見せた。 1月のニューイヤー駅伝では3区でトップに立つ力走、2月の丸亀ハーフでは日本人初の1時間切り(59分27秒)、3月のEXPO EKIDENでも最長3区(12.5km)を区間トップで駆け抜けてチームを優勝に導くなど快走を続けてきた太田。だが、4月12日の日本選手権10000mでは8位にとどまり、この種目で東京世界選手権代表入りは難しい状況になっている。 パリ五輪に続く世界大会出場へ、今後は5000mに出場予定の7月上旬の日本選手権に目を向ける。「今年は予選があるので、まずは最低限決勝に行くこと。1本ずつ集中して走って、結果的に世界陸上につながれば」と太田。また、今冬にマラソンへの挑戦も視野に入れており、「そこに向けてトレーニングできれば」とも語った。 男子10kmはイメル・ジャマル(エチオピア)が27分10秒で制し、花尾恭輔(トヨタ自動車九州)で28分25秒で日本人トップの18位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top