◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、男子5000mは森凪也(Honda)が日本歴代10位の13分15秒07をマークして優勝した。
優勝目前で森にかわされた佐藤圭汰(駒大)だったが、13分16秒29の最終3組2着。室内(ショートトラック)で13分09秒45の自己記録を持つが、屋外での自己記録13分22秒91を約3年ぶりに更新した。
ただ、「本当はこの大会で日本記録(13分08秒40)を更新して次につなげようと思った。蒸し暑かったのもありますが、ある程度はラストも上げられたもののやっぱり負けては意味がない」と唇を噛んだ。
昨年は4月と9月に2度にわたって恥骨の故障に苦しみ、屋外トラックシーズンを棒に振った。目指してきたパリ五輪に挑戦すらできなかった。
それでも、箱根駅伝では7区区間新・区間賞という圧巻の復帰を飾ると、このレースに向けても「アルバカーキ(米国)でずっと練習して、日本記録ペースを身体に馴染ませてきました」。
2位になったが5月末のアジア選手権代表入りにも近づいた佐藤。この後はダイヤモンドリーグ紹興(5月3日)への参戦の可能性もあると大八木弘明総監督が明かす。
「昨年はThe TENが終わってから一度もレースができず悔しい思いをしました。今年はそれを晴らす1年にしたい。最上級生として結果で示していきたい」と熱い思いを語った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.26
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)
2025.04.25
編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」
-
2025.04.25
-
2025.04.25
-
2025.04.25
-
2025.04.19
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.26
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25日~27日)
【大会結果】日本学生個人選手権(2025年4月25~27日/神奈川・平塚、ハンマー投のみ東海大) ●男子 100m 200m 400m 800m 1500m 前田陽向(環太平洋大4) 4分03秒64 […]
2025.04.25
編集部コラム「どこよりも早い!?アジア選手権展望」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.04.25
前田彩花が選考レース10000m1着! ハーフの悔しさ晴らし「余裕持って走れた」/日本学生個人
◇日本学生個人選手権(4月25日~27日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)1日目 日本学生個人選手権内でワールドユニバーシティゲームズ代表選考会の女子10000mが行われ、前田彩花(関大)が33分10秒60で1着だった […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)