HOME 駅伝

2025.04.01

箱根駅伝2区日本人最高記録保持者・吉田響がサンベルクスと所属契約! プロランナーとして新たなスタート 越陽汰らも新加入
箱根駅伝2区日本人最高記録保持者・吉田響がサンベルクスと所属契約! プロランナーとして新たなスタート 越陽汰らも新加入

24年関東インカレ2部10000m8位の吉田響

4月1日、サンベルクスは同日付でプロランナーの吉田響(創価大卒)と所属契約を結んだことをを発表した。

吉田は東海大翔洋高から東海大へ進学。1年目の箱根駅伝で5区区間2位で走った。その後、健康面と精神面を理由に東海大を退部。競技を辞めるつもりあったが、創価大へ編入している。

広告の下にコンテンツが続きます

創価大では、ロードでの強さを発揮。学生駅伝は3年時の出雲駅伝を区間賞相当で走ると、全日本では5区で区間新記録を樹立。最終学年となった昨年度は出雲駅伝2区で再び区間新の好走を見せ、今年1月の箱根駅伝はエース区間の2区で1時間5分43秒と激走。東京国際大のR.エティーリに次ぐ区間2位を占め、2区の日本人最高記録を更新した。

箱根駅伝後には「プロランナーになって、ロス五輪のマラソンで入賞するのが自分の夢」と、実業団ではなくプロとして走り続けることを公言。陸上競技だけでなく、トレイルランにも挑戦する意向を示している。

また、同日には4人の新加入選手も発表。3年時に東海大の主将も務めた越陽汰のほか、木村有希(慶大)、松田朋樹(湘南工大)、チェプセルゴン・リチャード(ケニア) がチームに加わる。

サンベルクスは2012年創部。15年にニューイヤー駅伝への初出場を決めると、昨年は東日本実業団駅伝では3位と健闘。5年連続7回目の出場となった元日のニューイヤー駅伝では17位に入った。競歩でも強化を進めており、パリ五輪には濱西諒が出場。今年2月の日本選手権20km競歩では社会人1年目の吉川絢斗が3位に入り、東京世界選手権の有力候補となっている。

広告の下にコンテンツが続きます
4月1日、サンベルクスは同日付でプロランナーの吉田響(創価大卒)と所属契約を結んだことをを発表した。 吉田は東海大翔洋高から東海大へ進学。1年目の箱根駅伝で5区区間2位で走った。その後、健康面と精神面を理由に東海大を退部。競技を辞めるつもりあったが、創価大へ編入している。 創価大では、ロードでの強さを発揮。学生駅伝は3年時の出雲駅伝を区間賞相当で走ると、全日本では5区で区間新記録を樹立。最終学年となった昨年度は出雲駅伝2区で再び区間新の好走を見せ、今年1月の箱根駅伝はエース区間の2区で1時間5分43秒と激走。東京国際大のR.エティーリに次ぐ区間2位を占め、2区の日本人最高記録を更新した。 箱根駅伝後には「プロランナーになって、ロス五輪のマラソンで入賞するのが自分の夢」と、実業団ではなくプロとして走り続けることを公言。陸上競技だけでなく、トレイルランにも挑戦する意向を示している。 また、同日には4人の新加入選手も発表。3年時に東海大の主将も務めた越陽汰のほか、木村有希(慶大)、松田朋樹(湘南工大)、チェプセルゴン・リチャード(ケニア) がチームに加わる。 サンベルクスは2012年創部。15年にニューイヤー駅伝への初出場を決めると、昨年は東日本実業団駅伝では3位と健闘。5年連続7回目の出場となった元日のニューイヤー駅伝では17位に入った。競歩でも強化を進めており、パリ五輪には濱西諒が出場。今年2月の日本選手権20km競歩では社会人1年目の吉川絢斗が3位に入り、東京世界選手権の有力候補となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top