HOME 海外

2025.02.15

G.フィッシャーが2週連続ショート世界新!5000m12分44秒09でベケレの記録21年ぶり更新/ボストン大バレンタイン招待
G.フィッシャーが2週連続ショート世界新!5000m12分44秒09でベケレの記録21年ぶり更新/ボストン大バレンタイン招待

パリ五輪5000m、10000m銅メダルのG.フィッシャー(米国)

2025ボストン大デヴィッド・ヘメリー・バレンタイン招待(2月14日~15日/米国・ボストン)の1日目が行われ、男子5000mでG.フィッシャー(米国)がショートトラック世界新の12分44秒09をマークした。従来の記録はK.ベケレ(エチオピア)が2004年に作った12分49秒60で、21年ぶりに5秒余り更新した。

フィッシャーは400mを58秒52、1000mを2分31秒45というハイラップで入ると、その後も200m31秒前後のペースで進む。2000mが5分06秒13。そこから1周31秒切りに切り替え、3000mを7分39秒16、4000mは10分12秒97で通過した。

残り1000mのスパートも利き、残り1周は29秒28でカバー。屋外ベスト(12分53秒73)をも上回る大記録樹立につなげた。

広告の下にコンテンツが続きます

27歳のフィッシャーは昨年のパリ五輪で5000m、10000mともに銅メダルを獲得。10000mでは世界歴代7位の26分33秒84を持つ。

2月8日の世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド第6戦となるミルローズ・ゲームでは3000mで7分22秒91のショートトラック世界新をマーク。2週連続での快挙達成となった。

2025ボストン大デヴィッド・ヘメリー・バレンタイン招待(2月14日~15日/米国・ボストン)の1日目が行われ、男子5000mでG.フィッシャー(米国)がショートトラック世界新の12分44秒09をマークした。従来の記録はK.ベケレ(エチオピア)が2004年に作った12分49秒60で、21年ぶりに5秒余り更新した。 フィッシャーは400mを58秒52、1000mを2分31秒45というハイラップで入ると、その後も200m31秒前後のペースで進む。2000mが5分06秒13。そこから1周31秒切りに切り替え、3000mを7分39秒16、4000mは10分12秒97で通過した。 残り1000mのスパートも利き、残り1周は29秒28でカバー。屋外ベスト(12分53秒73)をも上回る大記録樹立につなげた。 27歳のフィッシャーは昨年のパリ五輪で5000m、10000mともに銅メダルを獲得。10000mでは世界歴代7位の26分33秒84を持つ。 2月8日の世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド第6戦となるミルローズ・ゲームでは3000mで7分22秒91のショートトラック世界新をマーク。2週連続での快挙達成となった。

【画像】21年ぶり5000mショート世界新を樹立したフィッシャー

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

NEWS 26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

2025.12.18

26年7月に第1回U23アジア選手権開催が決定! アジア跳躍選手権も実施予定

アジア陸連は11月に理事会を開催し、2026年7月9日から12日の日程で、第1回U23アジア選手権を中国・オルドスで開催することを発表した。 陸上競技では、U18やU20など年齢別の競技会が実施されており、U20カテゴリ […]

NEWS 中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

2025.12.18

中大・吉居駿恭主将「一番恩返しできるのが優勝」 溜池一太は初マラソン意向も「箱根だけしか考えていない」

第102回箱根駅伝で30年ぶりとなる総合優勝を狙う中大が12月18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで合同取材を開いた。 主将の吉居駿恭(4年)は「昨年の11月中旬くらいに(総合優勝の)目標を立てました。昨年の全日本の結 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top