2025.02.14
世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールド第7戦となるオー・ド・フランス・パス・ド・カレ・トロフィーEDFが2月13日、フランス・リエヴァンで開催され、男子1マイルでJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分45秒14のショートトラック世界新で優勝した。Y.ヌグゼ(米国)が今月8日に3分46秒63の世界記録を打ち立てたばかりだったが、塗り替えた。
1500mの通過は3分29秒63。この記録もショートトラックの世界新となる。従来の記録は自身が2022年にマークした3分30秒60。現在24歳のインゲブリグトセンは世界選手権5000m2連覇中。東京五輪では1500mで金メダルを獲得し、昨年のパリ五輪では5000mで金メダルを手中に収めた。
2000m、3000mで世界記録を保持しているインゲブリグトセンは、今回のレースについて「最高の気分。自分は幸せ者だ。レースではずっと集中せねばならず、タフなことだがそれだけの価値はある」とコメントした。
女子3000mはF.ハイル(エチオピア)がショートトラック世界歴代4位の8分19秒98でV。5000m世界記録保持者で世界選手権金メダル(22年オレゴン5000m、23年ブダペスト10000m)のG.ツェガイ(エチオピア)を抑えた。ツェガイは8分25秒12で2位だった。
男子60mハードルでは世界選手権3連覇のG.ホロウェイ(米国)が7秒36、女子60mハードルはA.ニュージェント(ジャマイカ)が7秒75でいずれも今季世界最高で快勝した。
インゲブリグトセンの1マイル世界新のレースをチェック!
Watch it all unfold 👀
— World Athletics (@WorldAthletics) February 13, 2025
Jakob Ingebrigtsen's full world record race in the men's mile at the @Meeting_Lievin 😮💨#WorldIndoorTour pic.twitter.com/Bv7RzfbgoW
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会