2025.02.03
2月1日、2日の両日、エストニアの首都タリンで、世界陸連(WA)混成ツアー・シルバーの室内競技会「タリン2025」が開催され、男子七種競技でS.スコトハイム(ノルウェー)が6484点で優勝。世界歴代5位にランクインするとともに、男子十種競技の世界記録保持者K.マイヤー(フランス)が17年に出した欧州記録(6479点)も塗り替えた。
スコトハイムは2002年生まれの22歳。十種競技では8635点のベストを持ち、昨年のパリ五輪では棒高跳で記録なしながら18位、欧州選手権では銀メダルを獲得している。跳躍を得意とし、走幅跳で8m19のベストを跳び、走高跳でも2m06をマーク。棒高跳では5m25に成功したほか、砲丸投も自己記録を更新する15m00で得点を重ねた。
1月31日にフランスで行われたWA室内ツアー・シルバーのパーチ・エクストリームでは男子棒高跳のC.ニルセン(米国)が6m01で優勝。25年最初の6m成功者となった。
また、1月31日、2月1日に米国・ボストンで開催されたジョン・トーマス・テリア・クラシックではE.ストランド(米国)が3分48秒32をマーク。この記録はショートトラックでの世界歴代3位に相当する。
ストランドはノースカロライナ大の4年生。これまで国際的な活躍はないが、昨年の全米五輪選考会では12位に入っている。1500mの屋外ベストは3分35秒60を持っている。
同レースで2位のR.ファルケン(ドイツ)も世界歴代9位となる3分49秒45を出した。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.08
女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト
女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]
2025.12.08
全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定
12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]
2025.12.08
3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表
米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]
2025.12.08
400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表
米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025