HOME 中学

2025.02.01

走幅跳・藤本茉優がU16で3連覇達成「自分の跳躍できず悔しい」U18は岡林が制す/日本室内
走幅跳・藤本茉優がU16で3連覇達成「自分の跳躍できず悔しい」U18は岡林が制す/日本室内

日本室内女子走幅跳でU163連覇の藤本茉優(津幡中3石川、右)とU18優勝の岡林結衣(大津中3高地)

◇日本室内陸上・大阪大会(2月1、2日/大阪城ホール)1日目

日本室内大阪大会の初日が行われ、U16女子走幅跳は藤本茉優(津幡中3石川)が5m69で3連覇を達成した。

広告の下にコンテンツが続きます

全中も連覇している中学女王が強さを見せた。1回目はファウルながら、2回目に優勝記録となる5m69をマーク。その後は記録を伸ばすことができなかったが、この大会3連覇を達成した。

自己記録は昨年5月に跳んだ中学歴代9位の6m05(+1.4)。秋にも6m超え果たしている。冬も順調だったと言うが、大会直前に「調子が良くて合宿で習ったフォームで走っていて、3日前に少し左太腿裏が少し気になりました。自分の管理不足です」。

そのため、「3連覇はうれしいですが、前回出した自分の大会記録(5m84)を出せず、自分の跳躍ができなかったのは悔しいです」と唇を噛んだ。

春からは名門・星稜高に進学。「1年目から良い記録、6m30を目指します。中学記録には届かなかったので、3年間では高校記録(6m44)が目標です」と力強く語った。

広告の下にコンテンツが続きます

U18の女子走幅跳は藤本と同学年の岡林結衣(大津中3高知)が5m77で優勝。昨年の佐賀国民スポーツ大会では100mを11秒72で制している岡林は、藤本について「ベストフレンドです」と笑う。

同じピットで別カテゴリーながら「記録は少し気にしていました」とにっこり。高校では「100mと走幅跳どっちも大好き。姉と一緒にインターハイで活躍したい」と、11秒65を持つ姉の岡林沙季(高知農)との競演を楽しみにしていた。

◇日本室内陸上・大阪大会(2月1、2日/大阪城ホール)1日目 日本室内大阪大会の初日が行われ、U16女子走幅跳は藤本茉優(津幡中3石川)が5m69で3連覇を達成した。 全中も連覇している中学女王が強さを見せた。1回目はファウルながら、2回目に優勝記録となる5m69をマーク。その後は記録を伸ばすことができなかったが、この大会3連覇を達成した。 自己記録は昨年5月に跳んだ中学歴代9位の6m05(+1.4)。秋にも6m超え果たしている。冬も順調だったと言うが、大会直前に「調子が良くて合宿で習ったフォームで走っていて、3日前に少し左太腿裏が少し気になりました。自分の管理不足です」。 そのため、「3連覇はうれしいですが、前回出した自分の大会記録(5m84)を出せず、自分の跳躍ができなかったのは悔しいです」と唇を噛んだ。 春からは名門・星稜高に進学。「1年目から良い記録、6m30を目指します。中学記録には届かなかったので、3年間では高校記録(6m44)が目標です」と力強く語った。 U18の女子走幅跳は藤本と同学年の岡林結衣(大津中3高知)が5m77で優勝。昨年の佐賀国民スポーツ大会では100mを11秒72で制している岡林は、藤本について「ベストフレンドです」と笑う。 同じピットで別カテゴリーながら「記録は少し気にしていました」とにっこり。高校では「100mと走幅跳どっちも大好き。姉と一緒にインターハイで活躍したい」と、11秒65を持つ姉の岡林沙季(高知農)との競演を楽しみにしていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top