2024.10.16
「inゼリー」が日々のコンディショニングをサポート
昨年度出場した2つの駅伝で、いずれもシード権争いの〝次点〟にとどまった東海大学。その悔しさから「勝負へのこだわり」を持って臨んだ今季のトラックシーズンは関東インカレ、全日本大学駅伝関東選考会で好成績を残すと、その流れに乗った選手たちは夏合宿でも順調に走り込んでいた。高い練習消化率の背景には、各選手が練習前後で積極的に活用する森永製菓「inゼリー」の存在がある。長年に渡る同社の強力なバックアップによって来たる駅伝シーズンへ、チームはさらなる成長を見せようとしている。
ダブルエース軸にトラックシーズンで成果
ここ3年、主要駅伝のシード権を逃している東海大。今季、チームのエースとなった花岡寿哉(3年)は、「予選会がない東海大の姿を取り戻したい」と意欲を見せる。
そのためにチームは、「勝利へのこだわり」を1つのテーマとして取り組んでいる。5月の関東インカレ1部では、5000mで兵藤ジュダ(3年)が日本人トップの3位を占めると、10000mでは花岡が、中盤ペースを上げた外国人留学生に日本人選手でただ1人食らいつく果敢なレースを見せて5位と健闘した。
さらに、6月の全日本大学駅伝関東選考会では、エントリー選手上位8人の10000m合計タイム1位で臨んだ前評判通りの実力を見せ、トップの成績で本戦出場を決めた。
夏合宿での高い練習消化率が駅伝シーズンへの自信に
トラックシーズンの成果はチームに確かな勢いをもたらし、夏合宿も良い流れで消化。駅伝主将の梶谷優斗(4年)は言う。
「チーム全体で故障者が少なく、すごく良い流れで練習を消化しています。その要因として、全日本の予選で『勝ちにこだわる』というテーマをしっかり体現できたことが自信になっていると感じています」
この夏、チームは7月30日から長野・白樺湖で9日間の第1次全体合宿を行ったのち、帰省期間を挟んで長野・菅平(8月16日~9月2日)で第2次全体合宿、その後は北海道・紋別で選抜合宿(9月9日~9月17日)を行った。
梶谷の言葉通り、チーム全体の練習消化率は高く、両角速駅伝監督も「例年なら故障者は出ていたが、今年はやり過ぎないように私も我慢しながら練習を進めています。ここまでは非常に順調ですね」と手応えを感じている。
夏合宿では花岡、兵藤、鈴木天智といった主力の3年生がそれぞれ順調にいかない時期もあった。しかし、花岡は合宿を消化するごとに調子を上げており、鈴木も「遅れた分、しっかり走り込みたい」と距離への対応に取り組む。兵藤は「走力のベースは昨年より上がっているので、そこはポジティブに捉えていきたい」と表情は明るい。
一方、梶谷のほか、昨年駅伝主将を務めた越陽汰や水野龍志ら最上級生は精力的に走り込みを行い、春に左足を痛めていた駅伝副将の野島健太も練習を再開。
「予選会を無難に上位で通過し、全日本と正月は5位以内」が今年度の駅伝シーズンのチーム目標だが、両角監督は「最後は4年生の力が必要になってくる」と期待を寄せている。
「inゼリー」の活用でコンディショニングが充実
トラック期、夏合宿とシーズン前半を順調に過ごしてきたチームは、駅伝シーズンに向けてさらなる上昇気流に乗るべく研鑽を重ねている。そんなチームのコンディショニングを支えるのが森永製菓の「inゼリー」だ。
選手たちが練習前に摂取する「inゼリーエネルギー」は、おにぎり約1個分(180kcal)のエネルギーを手軽に摂れ、梶谷が「〝10秒チャージ〟というように素早く摂れることが一番良い点で、ゼリーはお腹が重たくならないので練習前に摂っています」と使用タイミングを明かす。
チームには小さい頃からinゼリーの存在を知っている選手が多く、鈴木が「小学校の頃から使っていました。いつでもどこでも手に入りやすいのがいいですね」と話せば、花岡は野球、兵藤はサッカーと、小学生時代に他のスポーツをやっていた頃から愛用しているという。
ルーキーの檜垣蒼は、「走る前に(inゼリーエネルギーを)飲むと、長い距離を走ってもエネルギーの維持ができると感じています」と、初めての大学夏合宿に挑むカラダに欠かせないものとなっている。
また、練習後には1袋で5gのタンパク質を素早く摂ることができる「inゼリー プロテイン5g」を愛用している選手も多く、「ロング走やポイント練習の直後に摂るようにしています」(野島)、「練習後にすぐ飲める手軽さがうれしいです」(兵藤)と言うように、トレーニング後できるだけ早く摂取する際に、その飲みやすさが重宝されている。
「森永製菓 inトレーニングラボ」で最先端の指導も受ける
さらにチームは、森永製菓が契約するプロ選手やトップアスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」(東京・港区台場)のパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏からカラダづくりを学んでおり、それがパフォーマンスアップや故障の予防を後押し。両角監督は「4、5年前から牧野さんに指導してもらっており、1年生の頃から学んでいる4年生は特に成果を感じていますね」と話す。


東海大中長距離ブロックは、森永製菓が契約アスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」のパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏からカラダづくりなどを学んでいる。8月の菅平合宿中には牧野氏が現地に出向いたが(上)、通常は月1回ペースで選手たちが「森永製菓 inトレーニングラボ」に通っている(下)
今季の駅伝シーズンは10月19日の予選会(東京・立川市)、そして2週間後の全日本大学駅伝(愛知・名古屋市~三重・伊勢市)という過密スケジュールに挑む。両角監督は「非常に悩ましい日程。その時の状況次第でうまくやるしかない」と感じており、コンディション調整に森永製菓の存在は欠かせないものとなる。
「スポーツに理解のあるトップメーカーに長きに渡ってバックアップしていただき、本当にありがたい。コンディション面で不安なく競技に取り組めることに感謝しています」と両角監督。
学生三大駅伝では過去7回(出雲4回、全日本2回、正月1回)の優勝を誇る東海大。2019年の全日本以来の王座奪還が大きな目標だが、その前に2020-21年シーズン(全日本2位、正月5位)以来のシード権獲得は是が非でも果たしたい。順調に進む今季のトレーニングと信頼のあるコンディショニングの融合で、強豪校への返り咲きを目指す。
文/田中 葵、撮影/望月公雄、船越陽一郎
※この記事は『月刊陸上競技』2024年11月号に掲載しています
「inゼリー」が日々のコンディショニングをサポート
昨年度出場した2つの駅伝で、いずれもシード権争いの〝次点〟にとどまった東海大学。その悔しさから「勝負へのこだわり」を持って臨んだ今季のトラックシーズンは関東インカレ、全日本大学駅伝関東選考会で好成績を残すと、その流れに乗った選手たちは夏合宿でも順調に走り込んでいた。高い練習消化率の背景には、各選手が練習前後で積極的に活用する森永製菓「inゼリー」の存在がある。長年に渡る同社の強力なバックアップによって来たる駅伝シーズンへ、チームはさらなる成長を見せようとしている。ダブルエース軸にトラックシーズンで成果
ここ3年、主要駅伝のシード権を逃している東海大。今季、チームのエースとなった花岡寿哉(3年)は、「予選会がない東海大の姿を取り戻したい」と意欲を見せる。 そのためにチームは、「勝利へのこだわり」を1つのテーマとして取り組んでいる。5月の関東インカレ1部では、5000mで兵藤ジュダ(3年)が日本人トップの3位を占めると、10000mでは花岡が、中盤ペースを上げた外国人留学生に日本人選手でただ1人食らいつく果敢なレースを見せて5位と健闘した。 さらに、6月の全日本大学駅伝関東選考会では、エントリー選手上位8人の10000m合計タイム1位で臨んだ前評判通りの実力を見せ、トップの成績で本戦出場を決めた。夏合宿での高い練習消化率が駅伝シーズンへの自信に
トラックシーズンの成果はチームに確かな勢いをもたらし、夏合宿も良い流れで消化。駅伝主将の梶谷優斗(4年)は言う。 「チーム全体で故障者が少なく、すごく良い流れで練習を消化しています。その要因として、全日本の予選で『勝ちにこだわる』というテーマをしっかり体現できたことが自信になっていると感じています」 この夏、チームは7月30日から長野・白樺湖で9日間の第1次全体合宿を行ったのち、帰省期間を挟んで長野・菅平(8月16日~9月2日)で第2次全体合宿、その後は北海道・紋別で選抜合宿(9月9日~9月17日)を行った。 梶谷の言葉通り、チーム全体の練習消化率は高く、両角速駅伝監督も「例年なら故障者は出ていたが、今年はやり過ぎないように私も我慢しながら練習を進めています。ここまでは非常に順調ですね」と手応えを感じている。 [caption id="attachment_148499" align="alignnone" width="800"]
全日本大学駅伝、正月の駅伝とも「5位以内」の目標を掲げてチーム一丸となっている[/caption]
夏合宿では花岡、兵藤、鈴木天智といった主力の3年生がそれぞれ順調にいかない時期もあった。しかし、花岡は合宿を消化するごとに調子を上げており、鈴木も「遅れた分、しっかり走り込みたい」と距離への対応に取り組む。兵藤は「走力のベースは昨年より上がっているので、そこはポジティブに捉えていきたい」と表情は明るい。
一方、梶谷のほか、昨年駅伝主将を務めた越陽汰や水野龍志ら最上級生は精力的に走り込みを行い、春に左足を痛めていた駅伝副将の野島健太も練習を再開。
「予選会を無難に上位で通過し、全日本と正月は5位以内」が今年度の駅伝シーズンのチーム目標だが、両角監督は「最後は4年生の力が必要になってくる」と期待を寄せている。
[caption id="attachment_148540" align="alignnone" width="800"]
夏合宿直後に行われた9月半ばの日本インカレ5000mで3位を占めてチームを勢い付けた3年生の草刈恭弓[/caption]
「inゼリー」の活用でコンディショニングが充実
トラック期、夏合宿とシーズン前半を順調に過ごしてきたチームは、駅伝シーズンに向けてさらなる上昇気流に乗るべく研鑽を重ねている。そんなチームのコンディショニングを支えるのが森永製菓の「inゼリー」だ。 選手たちが練習前に摂取する「inゼリーエネルギー」は、おにぎり約1個分(180kcal)のエネルギーを手軽に摂れ、梶谷が「〝10秒チャージ〟というように素早く摂れることが一番良い点で、ゼリーはお腹が重たくならないので練習前に摂っています」と使用タイミングを明かす。 チームには小さい頃からinゼリーの存在を知っている選手が多く、鈴木が「小学校の頃から使っていました。いつでもどこでも手に入りやすいのがいいですね」と話せば、花岡は野球、兵藤はサッカーと、小学生時代に他のスポーツをやっていた頃から愛用しているという。 [caption id="attachment_148533" align="alignnone" width="800"]
ダブルエースの花岡(左)と兵藤は小学生時代から「inゼリー」を愛用。以前から使い慣れている製品には安心感があり、いつでも手軽に飲め、どこでも手に入る利便性も魅力という[/caption]
ルーキーの檜垣蒼は、「走る前に(inゼリーエネルギーを)飲むと、長い距離を走ってもエネルギーの維持ができると感じています」と、初めての大学夏合宿に挑むカラダに欠かせないものとなっている。
また、練習後には1袋で5gのタンパク質を素早く摂ることができる「inゼリー プロテイン5g」を愛用している選手も多く、「ロング走やポイント練習の直後に摂るようにしています」(野島)、「練習後にすぐ飲める手軽さがうれしいです」(兵藤)と言うように、トレーニング後できるだけ早く摂取する際に、その飲みやすさが重宝されている。
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東海大の選手たちは森永製菓「inゼリー」をコンディショニングやリカバリーのために積極的に活用。エネルギー(左)は練習やレース前、プロテインはハードな練習直後に使用することが多い[/caption]
「森永製菓 inトレーニングラボ」で最先端の指導も受ける
さらにチームは、森永製菓が契約するプロ選手やトップアスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」(東京・港区台場)のパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏からカラダづくりを学んでおり、それがパフォーマンスアップや故障の予防を後押し。両角監督は「4、5年前から牧野さんに指導してもらっており、1年生の頃から学んでいる4年生は特に成果を感じていますね」と話す。
[caption id="attachment_148537" align="alignnone" width="800"]
東海大中長距離ブロックは、森永製菓が契約アスリートに最先端のトレーニングや栄養指導をする施設「森永製菓 inトレーニングラボ」のパフォーマンススペシャリスト・牧野講平氏からカラダづくりなどを学んでいる。8月の菅平合宿中には牧野氏が現地に出向いたが(上)、通常は月1回ペースで選手たちが「森永製菓 inトレーニングラボ」に通っている(下)[/caption]
今季の駅伝シーズンは10月19日の予選会(東京・立川市)、そして2週間後の全日本大学駅伝(愛知・名古屋市~三重・伊勢市)という過密スケジュールに挑む。両角監督は「非常に悩ましい日程。その時の状況次第でうまくやるしかない」と感じており、コンディション調整に森永製菓の存在は欠かせないものとなる。
「スポーツに理解のあるトップメーカーに長きに渡ってバックアップしていただき、本当にありがたい。コンディション面で不安なく競技に取り組めることに感謝しています」と両角監督。
学生三大駅伝では過去7回(出雲4回、全日本2回、正月1回)の優勝を誇る東海大。2019年の全日本以来の王座奪還が大きな目標だが、その前に2020-21年シーズン(全日本2位、正月5位)以来のシード権獲得は是が非でも果たしたい。順調に進む今季のトレーニングと信頼のあるコンディショニングの融合で、強豪校への返り咲きを目指す。
[caption id="attachment_148501" align="alignnone" width="800"]
両角速駅伝監督はチーム全体の高い練習消化率に確かな手応えを感じている[/caption]
文/田中 葵、撮影/望月公雄、船越陽一郎
※この記事は『月刊陸上競技』2024年11月号に掲載しています RECOMMENDED おすすめの記事
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