2024.10.02
9月の全日本実業団対抗選手権で男女総合優勝を果たした、サトウ食品新潟アルビレックスランニングクラブ(RC)を運営する株式会社新潟アルビレックスランニングクラブは、10月1日付で株式会社ARC(エー・アール・シー)に社名を変更した。
同社は2005年春に設立。同年に加入した女子400mハードルの久保倉里美(現・ヘッドコーチ)は日本記録保持者となり、五輪には08年北京、12年ロンドン、16年リオと3大会連続で出場した。
現在では、女子円盤投日本記録保持者で19年ドーハ世界選手権に出場した郡菜々佳や、昨年のブダペスト世界選手権男子走高跳に出場した長谷川直人、今年の日本選手権男子ハンマー投で初優勝を遂げた中川達斗らが所属する。
また、コーチとして女子長距離で00年シドニーと04年アテネの両五輪に出場した大島めぐみ氏や、北京五輪に出場した男子長距離の松宮隆行氏も所属。大学などに派遣されるかたちで指導を行っている。来年春には男子20㎞競歩の世界記録保持者で、ドーハ世界選手権50km競歩金メダリストの鈴木雄介氏が同社に所属して、新潟食料農業大のコーチに就く。
同社では創業以来、トップ選手の育成に加え、小中学生を対象としたスクールや、市民マラソン大会の運営、地元住民や子供向けのスポーツ指導など、地域活性化につながる事業を幅広く展開。また、今年の日本選手権では運営に協力し、Yogiboアスレチックスチャレンジカップは新潟陸協とともに主催者となっている。
来年春で創業から20周年を迎え、「これを機にスポーツ業界をより良くするため、ともに歩むパートナー企業(Athletics Renovation Company)になる決意」として、商号(社名)を変更した。
なお、選手が所属するクラブ名は変わらずサトウ食品新潟アルビレックスRCのままとしている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025