2024.08.26
ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のカミラ・スコリモフスカ・メモリアルが8月25日、ポーランド・シレジアで行われ、男子棒高跳では、パリ五輪金メダリストのアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が世界新記録の6m26を打ち立てて優勝した。
従来の世界記録は8月5日のパリ五輪で自身がマークした6m25。あれから20日後にまたもビッグパフォーマンスを演じた。
この日のデュプランティスは5m42の後、5m62から試技を開始。これを1回でクリアすると、5m72と5m82をパスし、5m92を1回で跳んだ。続く6m00も1回目で難なく成功。この高さをS.ケンドリックス(米国)とE.カラリス(ギリシャ)も跳ぶ。ケンドリックスはシーズンベスト、カラリスはギリシャ新記録でスタジアムを盛り上げる。
しかし、パリ五輪の金メダリストは主役の座を渡さない。カラリスはここで競技を終え、次の6m08をケンドリックスは跳べず、残ったのはこの高さをパスしたデュプランティスだけとなった。
一気に6m26まで上げたデュプランティス。1回目はバーに身体が届くことなくマットに落ちたが、2回目はしっかりと押し上げる。少しバーにかすったが、しっかりと身体は越えた。
これで10回目の世界新。実績でも五輪、世界選手権ともに2連覇している。しかし、まだ24歳。デュプランティスはこれからも歴史を作っていく。
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