パリ五輪で活躍した選手たちが、次々と祖国に凱旋し、熱狂的なファンたちから祝福を受けている。
男子200mでボツワナに初の金メダルをもたらし、4×400mリレーでも銀メダルに貢献したレツィレ・テボゴは、チームメイトとともに13日に帰国。歓迎会が行われた同国の国立競技場ではモクウィツィ・マシシ大統領を含め、スタジアムには満員の観衆が駆けつけた。
21歳のテボゴは今大会100m、200mと4×400mリレーの3種目に出場。100mでは6位に甘んじたものの、200mではケネス・ベドナレク、ノア・ライルズの米国勢を抑え、19秒46(+0.4)のアフリカ新記録で優勝を果たした。また、バヤポ・ドリ、ブサン・ケビナチピ、アンソニー・パセラ、テボゴの4人でつないだ4×400mリレーも王者・米国を追い詰めるレースを展開。金メダルにはわずかに及ばなかったが2分54秒53で銀メダルを手にした。
マシシ大統領はテボゴの偉業を称えるため、この日の午後を国民の休日に制定。2階建てバスの屋上に乗ってパレードする選手たちを多くの国民が祝福した。
また、男子やり投で92m97のアジア新、五輪新で制し、陸上では初の金メダルをもたらしたアルシャド・ナディーム(パキスタン)は11日に帰国。早朝にも関わらず、空港には大きな国旗を掲げたファンが集まり、英雄の帰還を祝った。
パリ五輪の陸上競技ではテボゴとナディーム、女子100mのジュリアン・アルフレッド(セントルシア)、女子三段跳のシーア・ラフォン(ドミニカ)が祖国初の金メダリストに輝いている。
【動画】満員のスタジアムで歓迎されたテボゴ
【動画】早朝にも関わらずナディームを出迎えたパキスタンのファン
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.15
-
2025.11.14
-
2025.11.14
-
2025.11.14
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.15
レジェンド・金丸祐三さん、塚原直貴さんが参加! サニブラウンとともに陸上教室講師として/RIKUJOフェスティバル
11月15日、日本陸連はRIKUJOフェスティバル(11月29日/東京・国立競技場)で実施する「RIKUJOスクール(子ども向け陸上教室)」の講師に、東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)とともに、 […]
2025.11.15
関大が56年ぶりV! 6区・嶋田匠海の区間新で逆転 2位関学大、3位大経大 オープン参加の青学大も好走/丹後大学駅伝
◇丹後大学駅伝/第87回関西学生駅伝(11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも競技場着8区間74.7km) 11月15日、関西学生駅伝が行われ、関大が3時間45分55秒で56年ぶり12回目の優勝を飾った。 関大 […]
2025.11.15
ルイジアナ州立大・澤田結弥が5位入賞! チームは創部初の全米大会出場決定/全米学生クロカン地区予選
11月14日、米国アーカンソー州フェイエットビルで行われた全米大学体育協会(NCAA)クロスカントリー・サウスセントラル地区選手権で、女子6kmに出場した澤田結弥(ルイジアナ州立大)が19分56秒7で5位入賞を果たした。 […]
2025.11.15
【大会結果】丹後大学駅伝 第87回関西学生対校駅伝(2025年11月15日)
【大会成績】第87回関西学生対校駅伝(2025年11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも陸上競技場:8区間74.7km) 総合成績 1位 関大 3時間45分55秒 2位 関学大 3時間47分32秒 3 […]
2025.11.15
関西の学生駅伝王座を懸けたレースが今日開催! 関大、大経大、関学大が優勝争う/丹後大学駅伝
◇丹後大学駅伝/第87回関西学生駅伝(11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも競技場着8区間74.7km) 関西の学生駅伝ナンバーワンを決める丹後大学駅伝は11月15日、8時50分に京都・宮津市民体育館をスター […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025