HOME 海外、五輪

2024.08.11

キピエゴンが女子1500m史上初の3連覇!3分51秒29の五輪新で「歴史を作ることができた」/パリ五輪
キピエゴンが女子1500m史上初の3連覇!3分51秒29の五輪新で「歴史を作ることができた」/パリ五輪

パリ五輪女子1500mで3連覇を達成したキピエゴン

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)10日目

パリ五輪・陸上競技10日目のイブニングセッションが行われ、女子1500mはフェイス・キピエゴン(ケニア)が3分51秒29の五輪新記録で同種目初の3連覇を成し遂げた。

広告の下にコンテンツが続きます

「歴史を作ることができた。やり遂げました」フィニッシュ後、キピエゴンは歓喜を爆発させた。

スタートから、5000m、10000mの3種目に挑戦してきたグダフ・ツェガイ(エチオピア)がハイペースでレースを作る。キピエゴンは速い流れに一瞬乗り遅れたが、すぐに立て直して追撃できるポジションを確保する。

昨年のブダペスト世界選手権に続く5000mとの2冠を狙ったが、大会5日目の5000m決勝では同胞のベアトリス・チェベトに屈したうえ、2位でフィニッシュしながらもツィエガイと接触があったとして一時は失格の判定に。抗議の結果、銀メダルを確保できたが、「5000mでの失望のあと、かなりのエネルギーを消耗しました。昨日まであまり眠れなかった」と言う。

それでも、夫や娘のからの励ましを受け、「自分らしく走り、金メダルを獲得するために出場しました」とキピエゴン。偉業を家族にプレゼントでき、「娘には『1500m決勝で、あなたに誇りを持たせてあげる』と伝えていました。私を支えてくれた漢族に感謝したい」と振り返る。

今季はケガの影響でシーズンインが遅れた。だが、7月7日のダイヤモンドリーグ(DL)・パリ大会1500mでは、自身の世界記録(3分49秒11)を0.07秒更新する3分49秒04をマーク。五輪に向けて、しっかりと仕上げてきた。

「2016年のリオから、五輪はすべて本当にいい走りができています。この調子を続けて、世界中の若い女性や少女たちに刺激を与え続けたい」

30歳で成し遂げた偉業には、まだ続きがある。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)10日目 パリ五輪・陸上競技10日目のイブニングセッションが行われ、女子1500mはフェイス・キピエゴン(ケニア)が3分51秒29の五輪新記録で同種目初の3連覇を成し遂げた。 「歴史を作ることができた。やり遂げました」フィニッシュ後、キピエゴンは歓喜を爆発させた。 スタートから、5000m、10000mの3種目に挑戦してきたグダフ・ツェガイ(エチオピア)がハイペースでレースを作る。キピエゴンは速い流れに一瞬乗り遅れたが、すぐに立て直して追撃できるポジションを確保する。 昨年のブダペスト世界選手権に続く5000mとの2冠を狙ったが、大会5日目の5000m決勝では同胞のベアトリス・チェベトに屈したうえ、2位でフィニッシュしながらもツィエガイと接触があったとして一時は失格の判定に。抗議の結果、銀メダルを確保できたが、「5000mでの失望のあと、かなりのエネルギーを消耗しました。昨日まであまり眠れなかった」と言う。 それでも、夫や娘のからの励ましを受け、「自分らしく走り、金メダルを獲得するために出場しました」とキピエゴン。偉業を家族にプレゼントでき、「娘には『1500m決勝で、あなたに誇りを持たせてあげる』と伝えていました。私を支えてくれた漢族に感謝したい」と振り返る。 今季はケガの影響でシーズンインが遅れた。だが、7月7日のダイヤモンドリーグ(DL)・パリ大会1500mでは、自身の世界記録(3分49秒11)を0.07秒更新する3分49秒04をマーク。五輪に向けて、しっかりと仕上げてきた。 「2016年のリオから、五輪はすべて本当にいい走りができています。この調子を続けて、世界中の若い女性や少女たちに刺激を与え続けたい」 30歳で成し遂げた偉業には、まだ続きがある。

五輪3連覇の金字塔!女子1500mのレースをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.23

編集部コラム「年末年始」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 中島佑気ジョセフに立川市市民栄誉表彰「地道に一歩ずつ頑張ることが大事」母校凱旋に熱烈歓迎、卒業文集に書いた夢明かす

2026.01.23

中島佑気ジョセフに立川市市民栄誉表彰「地道に一歩ずつ頑張ることが大事」母校凱旋に熱烈歓迎、卒業文集に書いた夢明かす

男子400m日本記録保持者の中島佑気ジョセフ(富士通)が、地元の立川市から市民栄誉表彰が授与された。 昨年の東京世界選手権では、予選で44秒44の日本新を出すと、準決勝では組2着に入って1991年東京大会の高野進以来とな […]

NEWS 招待選手が抱負!上杉真穂「全力を出し切る」西村美月「これからにつなげる」伊澤菜々花「心を燃やして」前回の雪辱へ/大阪国際女子マラソン

2026.01.23

招待選手が抱負!上杉真穂「全力を出し切る」西村美月「これからにつなげる」伊澤菜々花「心を燃やして」前回の雪辱へ/大阪国際女子マラソン

マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇した。 22年にこの大会で2位に入るなど国内では実績と経験のある上杉真穂(東京メトロ)は、「練習も順 […]

NEWS 東京五輪マラソン銀・コスゲイ ケニアからトルコへ国籍変更! ロス五輪の出場目指し、複数のケニア人ランナーも同調

2026.01.23

東京五輪マラソン銀・コスゲイ ケニアからトルコへ国籍変更! ロス五輪の出場目指し、複数のケニア人ランナーも同調

女子マラソンの東京五輪銀メダリストB.コスゲイら複数のケニア人選手が、国籍をトルコに変更することが明らかになった。 現在32歳のコスゲイは、19年に2時間14分04秒の世界記録(当時)を樹立。21年東京五輪以来ケニア代表 […]

NEWS 2004年五輪短距離入賞のララヴァ・コリオが禁止薬物で暫定資格停止処分 21年ニューヨークマラソンVのコリルも

2026.01.23

2004年五輪短距離入賞のララヴァ・コリオが禁止薬物で暫定資格停止処分 21年ニューヨークマラソンVのコリルも

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は1月23日までに、女子短距離のI.ララヴァ・コリオ(ブルガリア)ら複数の選手に対し資格停止処分または暫定資格停止処分を科すことを発表し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top