HOME 高校

2024.08.02

女子総合は跳躍種目で27点重ねた大塚が初V 最終日の三段跳で逆転/福岡IH
女子総合は跳躍種目で27点重ねた大塚が初V 最終日の三段跳で逆転/福岡IH

24年インターハイ女子総合で初優勝を飾った大塚

◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)5日目

福岡インターハイの5日目が行われ、女子総合は大塚(大阪)が27点で初優勝を飾った。

棒高跳、走幅跳、三段跳の跳躍3種目のみで27点を積み上げた大塚。最終日の三段跳の結果で、東大阪大敬愛(大阪)との大阪勢対決を制した。

広告の下にコンテンツが続きます

800mで3人が決勝に残った東大阪大敬愛に対し、大塚は棒高跳で4m05の大会記録をマークした松井愛果(3年)と上山貴美恵(2年)のワンツーで対抗。3点差で最終日への勝負が持ち込まれた。

東大阪大敬愛は出場する種目がなく、勝負の行方は三段跳に懸かっていた。「私の順位によって、総合優勝するか、しないかが決まる。プレッシャーを感じないように楽しんでやっていました」と高宮ひかり(3年)。プレッシャーをはねのけ、3位に入って総合優勝を決めた。

昨年は松阪商(三重)が投てき種目のみで女子総合を制しており、舩津哲史先生は「棒高跳のワンツーから総合を意識するようになりました。公立高校で跳躍だけで優勝できたことはうれしいです。連日良い雰囲気で戦えました」と話した。

7年ぶりの優勝を狙った東大阪大敬愛が24点で2位、短距離で得点を重ねた旭川志峯(北海道)が21点で3位に入っている。

◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)5日目 福岡インターハイの5日目が行われ、女子総合は大塚(大阪)が27点で初優勝を飾った。 棒高跳、走幅跳、三段跳の跳躍3種目のみで27点を積み上げた大塚。最終日の三段跳の結果で、東大阪大敬愛(大阪)との大阪勢対決を制した。 800mで3人が決勝に残った東大阪大敬愛に対し、大塚は棒高跳で4m05の大会記録をマークした松井愛果(3年)と上山貴美恵(2年)のワンツーで対抗。3点差で最終日への勝負が持ち込まれた。 東大阪大敬愛は出場する種目がなく、勝負の行方は三段跳に懸かっていた。「私の順位によって、総合優勝するか、しないかが決まる。プレッシャーを感じないように楽しんでやっていました」と高宮ひかり(3年)。プレッシャーをはねのけ、3位に入って総合優勝を決めた。 昨年は松阪商(三重)が投てき種目のみで女子総合を制しており、舩津哲史先生は「棒高跳のワンツーから総合を意識するようになりました。公立高校で跳躍だけで優勝できたことはうれしいです。連日良い雰囲気で戦えました」と話した。 7年ぶりの優勝を狙った東大阪大敬愛が24点で2位、短距離で得点を重ねた旭川志峯(北海道)が21点で3位に入っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加

世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]

NEWS 青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top