日本陸連は7月16日に理事会を開き、2025年に行われる東京世界選手権のトラック&フィールド種目(マラソン・競歩を除く)選考方針および内定条件の一部について発表した。
編成方針は「より多くのメダルや入賞を獲得することを目標」としており、内定条件もそれに準じたものとなる。
内定条件の最優先に該当する「ワイルドカードにより本大会の出場資格を得た競技者」は、ブダペスト世界選手権の女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)が該当。この要項に沿って、北口は内定となり、4大会連続(19年ドーハ、22年オレゴン、23年ブダペスト)の代表が決まった。なお、同種目は、日本に出場枠が4つ(北口を含む)与えられる。
次に「パリ五輪で3位以内の成績を収めた日本人最上位の競技者で、有効期間開始から日本選手権(7月上旬)までに参加標準記録を満たした競技者」となった。通常、「オリンピックが一区切り」(山崎一彦・強化委員長)とし、五輪が次の国際大会の選考条件となることは少なかったが、「複数年で活躍する選手の強化」を目指すなか、「パリ、東京でメダル・入賞を目指すために、パリ五輪を内定条件に含めた」(同)と説明した。
パリ五輪8位以内の日本人最上位選手で、2025年1月1日(※5000mは11月1日から)から日本選手権終了までに参加標準記録を突破した場合も内定。ここまではパリ五輪の代表内定条件に沿った形となる。
また、日本選手権3位以内で参加標準記録を満たした競技者も即内定(女子やり投を除き、上記条件を満たして内定者がいる種目は2位以内)となる。これについて山崎強化委員長は「有効期間は日本選手権のもう少し後まであるが、参加標準記録を突破して日本選手権の上位に入れれば、東京世界選手権で戦えると判断。早く準備をしてもうらために、早く決めたい」とした。
参加資格の有効期間は世界陸連(WA)より発表されているのが10000mと混成競技、リレー種目のみで、今年の2月25日から来年の8月24日まで。参加標準記録も10000mと混成競技だけが発表されている。
10000m 男子27分00秒00/女子30分20秒00
混成競技 男子十種競技8550点/女子七種競技6500点
なお、選考競技会となる第109回日本選手権は7月上旬に開催予定。また、10000mについては4月の金栗記念と併催する予定となっている。
今月末以降に、WAより未発表の参加標準記録や有効期間などが発表される見込み。それに応じて、ワールドランキングによる選考条件が定められ、選考競技会などが追加される場合がある。
東京世界選手権は9月13日から21日に国立競技場をメイン会場に行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2026.04.29
-
2026.04.29
-
2026.04.28
-
2026.04.28
2026.04.24
吉岡大翔が10000m2位 苦しんだ3年間「自分なりの陸上が確立できている」/日本IC
-
2026.04.22
-
2026.04.25
-
2026.04.25
2026.03.31
日本郵政グループに名城大のエース・米澤奈々香と1万m高校歴代2位の吉田彩心が入社
-
2026.03.31
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.04.29
【大会結果】第60回織田幹雄記念国際(2026年4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島)
【大会結果】第59回織田幹雄記念国際(2025年4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) ●男子 100m 1位 2位 3位 1500m 1位 2位 3位 5000m 1位 2位 3位 110mH 1位 2位 3 […]
2026.04.29
女子短距離金メダル21個の40歳・フェリックスが現役復帰へ 自身6度目五輪となる2028年ロス大会出場を目指す
世界的なスプリンターだったA.フェリックス(米国)が現役復帰することが米国のニュース雑誌「タイム」誌を通じて明らかになった。2028年に米国・ロサンゼルスで開催される五輪で、自身6度目の五輪出場を目指すプロジェクトとして […]
2026.04.29
東京世界陸上100mワン・ツーのセヴィルとトンプソンのジャマイカ2選手が世界リレー出場辞退
5月2日、3日にボツワナ・ハボローネで開催される世界リレーのジャマイカ代表に選ばれていた、男子短距離のO.セヴィルとS.トンプソンが出場を辞退したことがわかった。 東京世界選手権100m金メダルのセヴィルは、航空券の費用 […]
2026.04.29
山縣亮太が100m欠場「全力で走るとリスクが高い」右脚の張り感じ/織田記念
◇第60回織田記念(4月29日/広島広域公園) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mの日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)が欠場した。 広告の下にコンテンツが続きます 9秒95の日本記録を持つ山縣。前日 […]
2026.04.29
22年世界陸上リレー金メダリスト・スタイナーがプーマなどを提訴 「シューズに欠陥、ケガで競技継続できず」
女子短距離のA.スタイナー(米国)が、自身のケガはシューズに欠陥があったこと原因としてプーマとデザインに携わったメルセデスF1チームを提訴していることが報じられている。 スタイナーは22年オレゴン世界選手権では200mで […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか