HOME 国内、駅伝

2024.04.01

エディオンにユニバ代表樫原沙紀、長距離の名和夏乃子、片山乙葉が入社 「成長していく姿を見届けていただけると嬉しい」
エディオンにユニバ代表樫原沙紀、長距離の名和夏乃子、片山乙葉が入社 「成長していく姿を見届けていただけると嬉しい」

エディオンに入社した名和夏乃子、樫原沙紀、片山乙葉

4月1日、エディオンは新入部員として女子中距離の樫原沙紀、同長距離の名和夏乃子と片山乙葉が入社したことを発表した。

筑波大卒の樫原は広島県出身。中学時代から全中1500mで優勝するなど早くから活躍し、呉三津田高でも800mや1500mで全国大会に出場した。大学1年目には日本選手権1500mで決勝に進んだほか、3年で関東インカレ優勝。昨年は日本学生個人選手権1500mを制し、夏のワールドユニバーシティゲームズにも出場を果たしている。

広告の下にコンテンツが続きます

樫原は入社にあたり、「応援される選手を目指して精進してまいります。世界で戦うアスリートへと成長していく姿を見届けていただけると嬉しいです。応援よろしくお願いいたします」と挨拶した。

名和は長野東高出身。高校では1年生の時から3年連続でインターハイに進出(3年時は欠場)。2年生のときには1500mで8位に入ったほか、全国高校駅伝では1区を務めてチーム初の全国制覇の原動力となった。3000mのベストは2年で出した9分15秒73だが、昨年末の全国高校駅伝は1区区間4位とロードで強さを見せ、「とても良い環境で陸上に打ち込めることにわくわくしています」と抱負を語っている。

宮崎・小林高から入社する片山は3000m9分37秒89のベストを持ち、昨年はインターハイにも出場を果たしている。全国高校駅伝でも2年で3区区間15位、3年で5区区間17位と力走を見せた。「自分らしく、楽しみ、何事にも積極的に挑戦していきます」と意気込む。

また、同社の一般種目ブロックの監督を務めていた川越学氏が3月末で退任した。後任は未定という。

広告の下にコンテンツが続きます

エディオンは西日本を中心に展開する大手家電量販店チェーン。1989年に創部し(当時はダイイチ)、女子100mハードルロンドン五輪代表の木村文子(現・一般種目ブロックアドバイザー)を輩出したほか、現在はブダペスト世界選手権女子20km競歩代表の藤井菜々子や、パリ五輪女子マラソンで補欠に選ばれている細田あいが在籍。昨年のクイーンズ駅伝では10位に入っている。

4月1日、エディオンは新入部員として女子中距離の樫原沙紀、同長距離の名和夏乃子と片山乙葉が入社したことを発表した。 筑波大卒の樫原は広島県出身。中学時代から全中1500mで優勝するなど早くから活躍し、呉三津田高でも800mや1500mで全国大会に出場した。大学1年目には日本選手権1500mで決勝に進んだほか、3年で関東インカレ優勝。昨年は日本学生個人選手権1500mを制し、夏のワールドユニバーシティゲームズにも出場を果たしている。 樫原は入社にあたり、「応援される選手を目指して精進してまいります。世界で戦うアスリートへと成長していく姿を見届けていただけると嬉しいです。応援よろしくお願いいたします」と挨拶した。 名和は長野東高出身。高校では1年生の時から3年連続でインターハイに進出(3年時は欠場)。2年生のときには1500mで8位に入ったほか、全国高校駅伝では1区を務めてチーム初の全国制覇の原動力となった。3000mのベストは2年で出した9分15秒73だが、昨年末の全国高校駅伝は1区区間4位とロードで強さを見せ、「とても良い環境で陸上に打ち込めることにわくわくしています」と抱負を語っている。 宮崎・小林高から入社する片山は3000m9分37秒89のベストを持ち、昨年はインターハイにも出場を果たしている。全国高校駅伝でも2年で3区区間15位、3年で5区区間17位と力走を見せた。「自分らしく、楽しみ、何事にも積極的に挑戦していきます」と意気込む。 また、同社の一般種目ブロックの監督を務めていた川越学氏が3月末で退任した。後任は未定という。 エディオンは西日本を中心に展開する大手家電量販店チェーン。1989年に創部し(当時はダイイチ)、女子100mハードルロンドン五輪代表の木村文子(現・一般種目ブロックアドバイザー)を輩出したほか、現在はブダペスト世界選手権女子20km競歩代表の藤井菜々子や、パリ五輪女子マラソンで補欠に選ばれている細田あいが在籍。昨年のクイーンズ駅伝では10位に入っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.01

【女子400m】藤旗桜菜(高農クラブ・中2)56秒11=中学歴代2位、中2歴代最高

6月28日、JFE晴れの国スタジアムで開催された岡山県選手権女子400mで、藤旗桜菜(高農クラブ・中2)が中学歴代2位、中2歴代最高となる56秒11で優勝した。 今大会が自身初の400mのレースとなった藤旗。予選を59秒 […]

NEWS 九電工に山口綾が新加入  昨年度まで天満屋所属 クイーンズ駅伝にも出場

2025.07.01

九電工に山口綾が新加入 昨年度まで天満屋所属 クイーンズ駅伝にも出場

7月1日、九電工は女子長距離の山口綾が同日付で加入したことを発表した。 山口は2006年生まれの19歳。佐賀・白石高では2年時に全国高校駅伝に出場し、3年時にはインターハイ県大会で800mと3000mの2種目を制した。 […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

2025.06.30

【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯

FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

2025.06.30

【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」

学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

2025.06.30

日本陸連・有森裕子新会長が小池百合子都知事訪問 東京世界陸上の成功誓う「素晴らしさと感動ふんだんに味わえるように」

日本陸連の新会長に就任した有森裕子会長と、同前会長で東京2025世界陸上財団の尾縣貢会長が6月30日に東京都庁を訪問し、小池百合子都知事と面会した。 冒頭で小池都知事は、有森氏が女性初の会長に就任したことに際し祝福し、「 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top