2024.02.15
日本学生陸上競技連合(日本学連)は2月15日、男子長距離のリーキー・カミナ(創価大)が昨年9月の日本インカレ5000m終了後に行ったドーピング検査で禁止物質が検出されたことを受けて、カミナが出場した昨年の日本インカレと出雲駅伝の成績失効と順位の修正を発表した。
カミナは日本インカレ5000mで優勝していたが、失効となり、2位以降の順位が繰り上がる。ただ、ほかの創価大選手の成績は失効しない。これで、入賞の順位でポイント化される総合得点が変わり、男子総合優勝の順大は94点から95点となる。また、男子トラックでは18点で7位だった駿河台大が、1点増えて19点となり、トラックでは6位タイとなる。
カミナは日本インカレのあと、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)から暫定的資格停止の通知(2023年10月12日付)が届く前の、10月9日に開催された出雲駅伝にも3区で出場していた。そのため、日本学連ではカミナの個人成績(区間成績)だけでなく、ほかの選手を含めて2位に入った創価大の成績をすべて失効するとした。
創価大は2人が区間賞を獲得していたが、それも失効となる。創価大の成績失効を受けて、チーム順位は3位(城西大)以下が繰り上がり、区間順位も創価大の選手より下回っていた選手は繰り上がる。
日本学連では日本インカレ、出雲駅伝ともに修正したリザルトを2月下旬に同学連のホームページを通じて掲載する。
第35回出雲駅伝 正式リザルト
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.01
110mH古賀ジェレミーがDA認定「覚悟が強くなった」世界級の国内シニアに挑戦へ
-
2025.12.01
-
2025.12.01
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.01
サニブラウンが熱血アドバイス「成功し続けて最終的にトップに残る人はほとんどいない」失敗と挑戦のススメ
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 同プログラムは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にスタート。こ […]
2025.12.01
高1の松下碩斗と後藤大樹がダイヤモンドアスリートNextage新規認定「小さな目標からステップアップ」
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
2025.12.01
110mH古賀ジェレミーがDA認定「覚悟が強くなった」世界級の国内シニアに挑戦へ
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
2025.12.01
ドルーリー朱瑛里「自分の可能性を最大限発揮できる」先輩の背中追い米国の大学進学へ
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
2025.12.01
ダイヤモンドアスリート認定式 “先輩”サニブラウンが後輩へ金言「チャレンジし続ける心を忘れずに頑張ってほしい」
日本陸連は12月1日、第12期ダイヤモンドアスリート・ダイヤモンドアスリートNextageの認定式を開いた。 ダイヤモンドアスリートは東京五輪に向けた中長期的なエリートアスリートの国際人としての育成を目的に2014年にス […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025