HOME 駅伝、箱根駅伝

2026.01.04

NEWS
14位・東洋大21年連続シードならず 酒井監督「こういう機会を良い意味に捉えて発展したい」/箱根駅伝
14位・東洋大21年連続シードならず 酒井監督「こういう機会を良い意味に捉えて発展したい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝総合14位だった東洋大(10区・薄根大河)

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km)

第102回箱根駅伝が行われ、青学大が10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。継続では最長だった20年連続のシード権獲得中だった東洋大は10時間56分27秒で14位となり、連続シードがストップした。

広告の下にコンテンツが続きます

「1区は本当に良い流れでしたが、2区以降は厳しい展開のまま終わってしまった駅伝になってしまいました。流れを立て直す力がないと言えばそれまでですが、高速化の駅伝の中で、思い切った入りと、それを押し通していく度胸がある選手たち育成しないと勝負にならない。こういう結果になったわけですので、真摯に受け止めて立て直ししていきたいと思います」と酒井俊幸監督は神妙な面持ちで語った。

1区の松井海斗(2年)が区間3位と好スタートを切ったが、「12月の練習が一番良かった」と酒井監督が信じて送り出した2区の西村真周(4年)が区間19位のブレーキで17位に転落。3区の迎暖人(2年)が区間10位、4区の緒方零那斗(4年)が区間9位とまずまずの走りを見せたものの、「ストロングポイントで考えていた」(酒井監督)という前回経験者の5区・宮崎優(2年)が前回よりも1分以上遅い区間15位と振るわず、往路を10位の東海大と2分45秒差の15位で往路を終えた。

復路も9区までは7区・濱中尊(3年)の区間8位が最高成績。9区も区間19位と苦しい走りになり、最後までシード権に絡むことはできなかった。

前回は4校による8~11位争いを経験した2年連続10区の薄根大河(3年)も「シード権のラインまで追いつきたかった」と区間6位の走りで懸命の追い上げを見せるも順位を15位から14位に上げるのが精一杯。2006年の82回大会から続いてきた記録が途切れる形となった。

広告の下にコンテンツが続きます

過去4回の優勝を誇る東洋大も前々回は10位、前回は9位と苦戦。今季は全日本大学駅伝の出場を18年ぶりに逃している。箱根では5位以内を目指していたが、最後まで悪い流れを断ち切ることができなかった。

次回は予選会からの再スタート。酒井監督は選手として予選会を走った経験があるが、監督としては初めて臨むことになる。

「予選会を勝ち上がるくらいの気持ちを持っていかないとチームは変わっていかないと思いますので、こういう機会を良い意味に捉えた上で発展していきたいと思います」と語った酒井監督。この屈辱が鉄紺を再生する劇薬となるだろうか。

文/馬場遼

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km) 第102回箱根駅伝が行われ、青学大が10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。継続では最長だった20年連続のシード権獲得中だった東洋大は10時間56分27秒で14位となり、連続シードがストップした。 「1区は本当に良い流れでしたが、2区以降は厳しい展開のまま終わってしまった駅伝になってしまいました。流れを立て直す力がないと言えばそれまでですが、高速化の駅伝の中で、思い切った入りと、それを押し通していく度胸がある選手たち育成しないと勝負にならない。こういう結果になったわけですので、真摯に受け止めて立て直ししていきたいと思います」と酒井俊幸監督は神妙な面持ちで語った。 1区の松井海斗(2年)が区間3位と好スタートを切ったが、「12月の練習が一番良かった」と酒井監督が信じて送り出した2区の西村真周(4年)が区間19位のブレーキで17位に転落。3区の迎暖人(2年)が区間10位、4区の緒方零那斗(4年)が区間9位とまずまずの走りを見せたものの、「ストロングポイントで考えていた」(酒井監督)という前回経験者の5区・宮崎優(2年)が前回よりも1分以上遅い区間15位と振るわず、往路を10位の東海大と2分45秒差の15位で往路を終えた。 復路も9区までは7区・濱中尊(3年)の区間8位が最高成績。9区も区間19位と苦しい走りになり、最後までシード権に絡むことはできなかった。 前回は4校による8~11位争いを経験した2年連続10区の薄根大河(3年)も「シード権のラインまで追いつきたかった」と区間6位の走りで懸命の追い上げを見せるも順位を15位から14位に上げるのが精一杯。2006年の82回大会から続いてきた記録が途切れる形となった。 過去4回の優勝を誇る東洋大も前々回は10位、前回は9位と苦戦。今季は全日本大学駅伝の出場を18年ぶりに逃している。箱根では5位以内を目指していたが、最後まで悪い流れを断ち切ることができなかった。 次回は予選会からの再スタート。酒井監督は選手として予選会を走った経験があるが、監督としては初めて臨むことになる。 「予選会を勝ち上がるくらいの気持ちを持っていかないとチームは変わっていかないと思いますので、こういう機会を良い意味に捉えた上で発展していきたいと思います」と語った酒井監督。この屈辱が鉄紺を再生する劇薬となるだろうか。 文/馬場遼

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.01.04

法大長距離ブロックに都大路で好走の古川一琉や梅本陸翔らが入学!『雪辱のオレンジ』掲げ箱根復帰を目指す

1月4日、法大の長距離ブロックはチームのSNSで、今春に入学する新入生を発表した。 発表されたのは10人。昨年末の全国高校駅伝で3区区間11位と力走した古川一琉(酒田南・山形)を筆頭に、同6区区間12位の梅本陸翔(須磨学 […]

NEWS 中島ひとみ逃走成功!ハンターから逃げ切り賞金94万円ゲット!気になる使い道は…

2026.01.04

中島ひとみ逃走成功!ハンターから逃げ切り賞金94万円ゲット!気になる使い道は…

フジテレビで『逃走中』が1月4日に放送され、女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が出演。最後の1人まで残り、賞金94万円を獲得した。 鬼ごっこをモチーフにし、『ハンター』と呼ばれる鬼から逃げる人気番組。中島 […]

NEWS 早大112代駅伝主将に小平敦之! 全日本5区7位、箱根駅伝9区2位 早稲田実高出身

2026.01.04

早大112代駅伝主将に小平敦之! 全日本5区7位、箱根駅伝9区2位 早稲田実高出身

早大競走部は1月4日、112代目の学生幹部を発表し、新たな駅伝主将は小平敦之(3年)が努めると発表した。 小平は千葉県出身。柏二中3年時には3000mで全中に出場した。早稲田実高では全国大会への出場はなかったが、関東高校 […]

NEWS 14位・東洋大21年連続シードならず 酒井監督「こういう機会を良い意味に捉えて発展したい」/箱根駅伝

2026.01.04

14位・東洋大21年連続シードならず 酒井監督「こういう機会を良い意味に捉えて発展したい」/箱根駅伝

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km) 第102回箱根駅伝が行われ、青学大が10時間37分34秒で3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。継続では最長だった20年連続 […]

NEWS シード権まで55秒届かなかった中央学大 「あと一歩足りなかった」 最終盤まで3校による争い展開/箱根駅伝

2026.01.04

シード権まで55秒届かなかった中央学大 「あと一歩足りなかった」 最終盤まで3校による争い展開/箱根駅伝

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km) 第102回箱根駅伝が行われ、青学大が総合10時間37分34秒の大会新で3連覇を達成した。 広告の下にコンテンツが続きます 2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top