HOME 駅伝

2023.12.30

トヨタ自動車8年ぶり王座へ3区に田澤廉「優勝を狙えるチーム」腰に不安も「勝負できるぐらいに持ってこられた」/ニューイヤー駅伝前々日会見
トヨタ自動車8年ぶり王座へ3区に田澤廉「優勝を狙えるチーム」腰に不安も「勝負できるぐらいに持ってこられた」/ニューイヤー駅伝前々日会見

23年日本選手権10000m4位の田澤廉

2024年正月に行われる第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)を2日後に控えた12月30日、有力チームの主軸たちが顔をそろえて記者会見が行われた。

8年ぶりの優勝を狙うトヨタ自動車の3区に登録された田澤廉は、「優勝を狙えるチームだと思っている。チーム一丸となってがんばりたい」ときっぱりと語った。

広告の下にコンテンツが続きます

駅伝は、今年正月の箱根駅伝以来で、駒大の学生駅伝3冠を牽引した。その後は8月のブダペスト世界選手権、12月10日の日本選手権をはじめ年間で10000mを7本走るなど、ハードな1年を過ごした。「上を目指すうえで、いい経験が積むことができた」。

ただ、日本歴代4位の27分22秒31をマークしながらも4位に甘んじた日本選手権で、レース中に腰を痛めるアクシデント。その後、「1週間は痛みが続いた」そうで、今大会に向けては「あまり状態は上げられなかった」と明かした。それでも「勝負できるぐらいには持ってこられたので大丈夫。自分の力を発揮したい」。

2区には日本選手権で27分12秒53をマークして2位を占めた太田智樹が入り、6区にはオレゴン世界選手権代表の西山雄介、アンカーに東京五輪代表の服部勇馬と、マラソンで世界を経験した2人が終盤を締めるオーダー。その中で、スーパールーキーとしてチームへの貢献を誓う。

日本選手権で27分09秒80の日本新Vを飾った富士通・塩尻和也に対して「意識します」と言いつつ、「誰がいようが自分の走りをするのは変わらない」と田澤。個人の狙いとして「10000mのスピードを15kmぐらいまでもたせる。それができたら自分の成長につながる」と定めた。

広告の下にコンテンツが続きます

大会は1月1日、群馬県庁前をスタート・フィニッシュとする7区間100kmのコースに41チームが出場して行われる。スタートは午前9時15分。大会の模様はTBS系列で午前8時30分から生中継される。

2024年正月に行われる第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)を2日後に控えた12月30日、有力チームの主軸たちが顔をそろえて記者会見が行われた。 8年ぶりの優勝を狙うトヨタ自動車の3区に登録された田澤廉は、「優勝を狙えるチームだと思っている。チーム一丸となってがんばりたい」ときっぱりと語った。 駅伝は、今年正月の箱根駅伝以来で、駒大の学生駅伝3冠を牽引した。その後は8月のブダペスト世界選手権、12月10日の日本選手権をはじめ年間で10000mを7本走るなど、ハードな1年を過ごした。「上を目指すうえで、いい経験が積むことができた」。 ただ、日本歴代4位の27分22秒31をマークしながらも4位に甘んじた日本選手権で、レース中に腰を痛めるアクシデント。その後、「1週間は痛みが続いた」そうで、今大会に向けては「あまり状態は上げられなかった」と明かした。それでも「勝負できるぐらいには持ってこられたので大丈夫。自分の力を発揮したい」。 2区には日本選手権で27分12秒53をマークして2位を占めた太田智樹が入り、6区にはオレゴン世界選手権代表の西山雄介、アンカーに東京五輪代表の服部勇馬と、マラソンで世界を経験した2人が終盤を締めるオーダー。その中で、スーパールーキーとしてチームへの貢献を誓う。 日本選手権で27分09秒80の日本新Vを飾った富士通・塩尻和也に対して「意識します」と言いつつ、「誰がいようが自分の走りをするのは変わらない」と田澤。個人の狙いとして「10000mのスピードを15kmぐらいまでもたせる。それができたら自分の成長につながる」と定めた。 大会は1月1日、群馬県庁前をスタート・フィニッシュとする7区間100kmのコースに41チームが出場して行われる。スタートは午前9時15分。大会の模様はTBS系列で午前8時30分から生中継される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

編集部コラム「私のインターハイ地区大会」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]

NEWS NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top