HOME 駅伝

2023.12.01

資生堂の木之下沙椰が競技引退「応援本当にありがとうございました」 神村学園高では全国高校駅伝優勝に貢献
資生堂の木之下沙椰が競技引退「応援本当にありがとうございました」 神村学園高では全国高校駅伝優勝に貢献

21年のU20日本選手権3000mで7位に入賞した木之下沙椰

12月1日、資生堂は木之下沙椰が11月30日をもって現役引退したことを発表した。

木之下は鹿児島県出身。小学生からクラブチームで陸上を始め、伊集院北中で本格的に長距離に挑戦。中学時代は3年次の九州大会800m出場の実績を残している。神村学園高では1年から駅伝メンバー入りを果たし、18年全国高校駅伝では4区を務めて区間5位。チームの全国優勝にも貢献した。翌年は3000mでインターハイにも出場。3年の鹿児島県高校駅伝では、チームとして今も高校国内国際最高として残る1時間6分04秒のタイムをマークした。

資生堂入社後は21年のU20日本選手権で3000m7位に入賞し、5000mでも9位に入っている。

広告の下にコンテンツが続きます

木之下はホームページを通じて「トップレベルのチームで、競技はもちろん社会人として多くのことを学ばせていただきました」とコメントし、「思い描く結果が出せず、皆さまに恩返しすることができなかったことが心残りですが、このタイミングで次の美容関連への目標に向かいたいと思い、今回このような決断に至りました。たくさんの応援本当にありがとうございました」と新たなの道へ歩み出すことを明らかにした。

12月1日、資生堂は木之下沙椰が11月30日をもって現役引退したことを発表した。 木之下は鹿児島県出身。小学生からクラブチームで陸上を始め、伊集院北中で本格的に長距離に挑戦。中学時代は3年次の九州大会800m出場の実績を残している。神村学園高では1年から駅伝メンバー入りを果たし、18年全国高校駅伝では4区を務めて区間5位。チームの全国優勝にも貢献した。翌年は3000mでインターハイにも出場。3年の鹿児島県高校駅伝では、チームとして今も高校国内国際最高として残る1時間6分04秒のタイムをマークした。 資生堂入社後は21年のU20日本選手権で3000m7位に入賞し、5000mでも9位に入っている。 木之下はホームページを通じて「トップレベルのチームで、競技はもちろん社会人として多くのことを学ばせていただきました」とコメントし、「思い描く結果が出せず、皆さまに恩返しすることができなかったことが心残りですが、このタイミングで次の美容関連への目標に向かいたいと思い、今回このような決断に至りました。たくさんの応援本当にありがとうございました」と新たなの道へ歩み出すことを明らかにした。

木之下沙椰の引退コメント全文

「いつも資生堂ランニングクラブの応援ありがとうございます。
この度、11月末をもって資生堂ランニングクラブを退部させていただくことになりました。 トップレベルのチームで、競技はもちろん社会人として多くのことを学ばせていただきました。思い描く結果が出せず、皆さまに恩返しすることができなかったことが心残りですが、このタイミングで次の美容関連への目標に向かいたいと思い、今回このような決断に至りました。 これまでたくさん指導してくださったスタッフ、一緒に走ってくれたチームメイト、いつも応援して下さる社員の皆さまには感謝しかありません。特に、グローバルイノベーションセンターの皆さまには、入社以来温かく見守っていただきましたので、また成長した姿をお見せできるよう頑張ります。 これまでたくさんの応援本当にありがとうございました。これからも資生堂ランニングクラブへのご支援をよろしくお願いいたします」

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top