2023.11.26
大阪・中之島2023競歩大会が11月26日に大阪・中之島コース(周回1km)で開催された。パリ五輪で初採用される男女混合競歩リレーが国内初実施され、中国が3時間5分31秒で優勝した。
同種目は男女1名ずつが1チームとなり、男子11.195km、女子10km、男子11km、女子10kmと交互に歩いて総合記録で順位を決する。1区目はADワークスグループ・田子重の高橋和生が44分30秒でトップ中継。だが、ドーハ世界選手権20km競歩銅メダリストの楊柳静がさすがの歩きで女子区間をいずれもトップとなる。3区でブダペスト世界選手権代表の野田明宏が意地を見せてトップに立つも、4区で楊柳静が逆転してフィニッシュした。
2位に野田と河添香織が組んだ自衛隊体育学校が入り、3位は富士通・順大(村山裕太郎・梅野倖子)が入った。なお、エントリーしていたブダペスト世界選手権35km競歩代表コンビの川野将軍と園田世玲奈の「旭化成・NTN」は欠場した。
パリ五輪ではこれまで行われてきたロング系の競歩種目(50km・35km)は未実施となり、男女混合競歩リレーが採用されることが決まっている。
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