HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.10.14

駿河台大が12位で2年ぶり本戦復活!「ホッとしているのが正直な気持ちです」/箱根駅伝予選会
駿河台大が12位で2年ぶり本戦復活!「ホッとしているのが正直な気持ちです」/箱根駅伝予選会

23年箱根駅伝予選会を12位で通過した駿河台大

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

駿河台大が10時間39分40秒で総合12位となり、2年ぶり2回目の本戦出場を決めた。

レース後、徳本一善監督は「ホッとしているのが正直な気持ちです。選手たちは100%の力を発揮してくれました」と胸をなで下ろした。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年は清野太成(現・中国電力)、町田康誠(現・中央発條)のダブルエースを擁して総合19位。徳本監督自身も「何が足りないのか、目標を下方修正しないといけないのか、自問自答を繰り返してきました」と当時を振り返る。

考えた結果、「それは違う」と判断し、より選手に対して厳しく接してきた。主将の新山舜心(4年)を中心にチームは徐々に変化を遂げ、大会1ヵ月前に「良い雰囲気に変わった」という。

レースではスティーブン・レマイヤン(1年)が1時間1分56秒で個人10位、新山が1時間2分35秒で29位と牽引し、ボーダーラインの13位とわずか10秒差で本戦復帰をつかみとった。

本戦に向けては「おもしろいレースがしたい」と指揮官。初出場だった前々回は19位ながら最後まで1本のタスキをつなぎ切った。今回も「みんなで笑って終わりたい」と充実の箱根路にするつもりだ。

◇第100回箱根駅伝予選会(10月14日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 駿河台大が10時間39分40秒で総合12位となり、2年ぶり2回目の本戦出場を決めた。 レース後、徳本一善監督は「ホッとしているのが正直な気持ちです。選手たちは100%の力を発揮してくれました」と胸をなで下ろした。 昨年は清野太成(現・中国電力)、町田康誠(現・中央発條)のダブルエースを擁して総合19位。徳本監督自身も「何が足りないのか、目標を下方修正しないといけないのか、自問自答を繰り返してきました」と当時を振り返る。 考えた結果、「それは違う」と判断し、より選手に対して厳しく接してきた。主将の新山舜心(4年)を中心にチームは徐々に変化を遂げ、大会1ヵ月前に「良い雰囲気に変わった」という。 レースではスティーブン・レマイヤン(1年)が1時間1分56秒で個人10位、新山が1時間2分35秒で29位と牽引し、ボーダーラインの13位とわずか10秒差で本戦復帰をつかみとった。 本戦に向けては「おもしろいレースがしたい」と指揮官。初出場だった前々回は19位ながら最後まで1本のタスキをつなぎ切った。今回も「みんなで笑って終わりたい」と充実の箱根路にするつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.07

パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]

NEWS 女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

2025.12.07

女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]

NEWS 大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

2025.12.07

大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]

NEWS 34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン

2025.12.07

34歳の大迫傑が2時間4分55秒の日本新で4位 鈴木健吾の記録を1秒塗り替える /バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子では34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒(速報値)で4位だった。 これまでの日本記録は2021年に出した鈴木健吾(当時富士通)の2時間4分56秒で、これ […]

NEWS 順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

2025.12.07

順大が大学生の部制覇! 一般の部はコモディイイダの9連覇止めた警視庁がV/奥多摩渓谷駅伝

第87回奥多摩渓谷駅伝は12月7日、東京・青梅市、奥多摩町内の特設コースで行われ、大学生の部は順大が2時間14分29秒で優勝した。 順大は山下健秀(4年)、半澤康(4年)、堀口颯亮(4年)、辰巳舜(4年)、金原祥汰(4年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top