◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の3日目午後セッションに女子100mハードルが行われ、田中佑美(富士通)が13秒04(±0)で4番目、青木益未(七十七銀行)が13秒34の6番目でフィニッシュした。
1回目のスタートで、地元・中国で注目を集める呉艶妮、アジア選手権女王のジョスィ・ヤーラジ(インド)が不正スタートで失格の裁定が下ったが、長い協議の末に8人が再スタート。その中でも落ち着いた飛び出した田中はメダル争いを繰り広げる。
林雨薇と呉艶妮が抜け出し、自己新の12秒74をマークした林雨薇が金メダルのフィニッシュ。0.03秒差で呉艶妮が2位に続き、終盤に力を見えたヤーラジが12秒91の3位でフィニッシュした。
その後、呉艶妮が再度失格の判定となり、ヤーラジが銀メダル、田中は銅メダルに繰り上がった。青木は5位となった。
今季は4月の織田記念で初の12秒台突入を果たし、5月に日本歴代4位の12秒89をマークするなど躍進した。ワールドランキングでブダペスト世界選手権に初出場を果たした。本番では予選敗退に終わったが、アジアの舞台でも力を発揮。予選13秒10(+2.8)を経て、決勝は難しい状況の中でも自分の走りを貫き、メダルをつかみ取った。
青木はフィニッシュ後に左足を引きずるなど、アキレス腱の痛みで万全ではない中で力走を見せた。
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