◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ)
初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、女子1マイルに出場した田中希実(New Balance)が4分35秒32で8位入賞を果たした。
レース前、ブダペスト世界選手権1500m、5000m2冠のフェイス・キピエゴン(ケニア)らとともに選手紹介を6人の中に入った田中。スタートから先頭に立ったキピエゴンが飛ばし、先頭集団が4人、その後ろの第2集団前方を走る。
キピエゴンは1000mを2分41秒というハイペースで通過。田中はそこから6秒程度の差を追う第2集団の前方に位置しながら、最後まで入賞ラインをキープ。ラスト勝負できっちりと8位を確保し、記念すべき第1回大会で確かな足跡を刻んだ。
ブダペスト世界選手権の予選では14分37秒98の日本新をマークし、決勝では8位に入賞。その後はダイヤモンドリーグ・ブリュッセル大会で14分29秒18と、再び日本記録を塗り替えて3位に入った。そして、DLファイナルに初出場を果たして6位。快進撃を続けている。
DLファイナルの時にインフルエンザを罹患していたものの、帰国後に出場した1週間前の全日本実業団対抗選手権では800mに2分03秒98で優勝している。今大会は5kmと2種目にエントリーしていたが、1マイルに絞って臨んでいた。
優勝はキピエゴンを終盤に逆転したディリベ・ウェルテジ(エチオピア)で、4分23秒06の世界新記録をマークした。2位にも同じエチオピアのフレウェイニ・ハイルが続き、キピエゴンは3位。トラックでは今季全勝だったが、ロードで黒星がついた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
-
2024.05.01
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.01
「2023年度中部実業団陸上 of The Year」に赤松諒一と園田世玲奈が選出 特別賞に太田智樹
5月1日、中部実業団連盟は2023年度の「中部実業団陸上 of The Year」受賞者を発表し、男子は走高跳の赤松諒一(西武・プリンスホテルズワールドワイド)、女子は競歩の園田世玲奈(NTN)が選ばれた。 赤松は4月3 […]
2024.05.01
女子5000m・廣中璃梨佳、男子やり投・スミトがセイコーGGPを欠場
日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の欠場者を発表し、女子5000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場しないことが明らかとなった。コンディション不良を理由と […]
2024.05.01
田澤廉が日本選手権10000m欠場を発表「コンディション不良のため」初五輪への道険し
日本陸連は、5月3日に行われる第108回日本選手権10000mにおいて、男子の田澤廉(トヨタ自動車)がコンディション不良のため欠場すると発表した。 田澤は駒大在学中に、22年オレゴン世界選手権に出場。社会人1年目の昨年は […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!