2023.10.01
◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)
男子400mはブダペスト世界選手権代表の中島佑気ジョセフ(東洋大)が、セカンドベストタイの45秒12で優勝。「記録を狙っていたので悔しいけど、やるべきことはやったかな」と振り返った。
自己ベストの45秒04(日本歴代5位)を出した世界選手権から1ヵ月あまり。シーズン終盤のレースとなり、「エネルギー的にはキツかった」と言うが、世界選手権セミファイナリストの実力は見せた。「完成度の高く悔いはないです」と話していた。
今季は45秒台を13回マーク。「昨年は3回だったので、客観的にアベレージが上がった」と言う。ただ、目指していた44秒台や日本記録更新は佐藤拳太郎(富士通)や佐藤風雅(ミズノ)がブダペストで先に達成された。
「日本選手権では優勝したのに、先に行かれてしまった」。成長を感じながらも「もどかしい」と振り返る。
「シンプルにスピードが足りていない。もっと上げられるようにしたい。技術でも脚が流れていたり、パワーも筋力も足りない。技術面を含めて取り組んでいきたい」
11月には渡米して、昨年同様、1992年バルセロナ五輪金メダリストのクインシー・ワッツ氏が指導するクラブでトレーニングを行う予定。400mハードルのライ・ベンジャミン(米国)に加え、新たに昨年の世界選手権100m王者のフレッド・カーリー(米国)もワッツ氏からコーチングを受ける。「短距離では世界最高。だからこそ楽しみ」とさらなる成長に胸を踊らせた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
編集部コラム「私のインターハイ地区大会」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会