HOME 国内

2023.10.01

吉居駿恭5000m13分22秒01 西田有里800m2分04秒15 男子800mは北村魁士、女子5000mは樺沢和佳奈がV/新潟ACC
吉居駿恭5000m13分22秒01 西田有里800m2分04秒15 男子800mは北村魁士、女子5000mは樺沢和佳奈がV/新潟ACC

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

初日のグランプリ種目は4種目行われ、最終種目の男子5000mでは吉居駿恭(中大)が学生歴代10位、日本人学生歴代6位の13分22秒01で優勝した。ペースメーカーの1周64~65秒に食らいつき、終盤もスピードアップ。5月のゴールデンゲームズインのべおかでマークした13分27秒33の自己ベストを5秒更新した。

広告の下にコンテンツが続きます

今季はそのゴールデンゲームズと、6月の日本選手権(21位/13分42秒96)、この新潟のレースを重視していた吉居。直前の調整練習は不調だったそうだが、勢いは衰えず、上野裕一郎の中大記録(13分21秒49/2007年)に次ぐ歴代2位で走破。2位には先輩の中野翔太が13分28秒04で入り、中大勢がワン・ツー。3位の田村友佑(黒崎播磨)は13分29秒12の自己新だった。

女子5000mでは樺沢和佳奈(三井住友海上)が15分36秒47で制覇。前週の全日本実業団対抗選手権では「全然スピード練習していなかった」1500mで4分11秒51の自己新をマークすると、5000mでは日本人トップと、2週連続で安定した走りを見せた「5000mでパリ五輪出場」と意気込んでいる。

女子800mは、インターハイ2位の西田有里(草津東高3滋賀)が高校歴代4位の2分04秒15でV。5月に出した自己記録2分05秒09を1秒近く塗り替えた。鹿児島国体(10月13日~17日)では、高校記録2分02秒57の更新が目標。2位には、日本選手権覇者の池崎愛里(ダイソー)が2分04秒50で入った。

男子800mは北村魁士(山梨学院大)が自己ベストの1分47秒75で1位。今季は7月のオールスターナイトで、昨年の自己記録を1秒34更新する1分48秒06をマーク。9月中旬の日本インカレではこの種目ではチームとして25年ぶりの王者に輝くと、2週間後のこのレースでベストを再び塗り替えた。「国体では1分46秒前半を出したい」と話している。

広告の下にコンテンツが続きます

このほかノングランプリ種目も行われ、女子5000mではルーシー・ドゥータ(仙台育英高2宮城)が15分45秒11でトップだった。

◇アスレチックスチャレンジカップ(9月30日~10月1日/新潟市・デンカビッグスワンスタジアム) 初日のグランプリ種目は4種目行われ、最終種目の男子5000mでは吉居駿恭(中大)が学生歴代10位、日本人学生歴代6位の13分22秒01で優勝した。ペースメーカーの1周64~65秒に食らいつき、終盤もスピードアップ。5月のゴールデンゲームズインのべおかでマークした13分27秒33の自己ベストを5秒更新した。 今季はそのゴールデンゲームズと、6月の日本選手権(21位/13分42秒96)、この新潟のレースを重視していた吉居。直前の調整練習は不調だったそうだが、勢いは衰えず、上野裕一郎の中大記録(13分21秒49/2007年)に次ぐ歴代2位で走破。2位には先輩の中野翔太が13分28秒04で入り、中大勢がワン・ツー。3位の田村友佑(黒崎播磨)は13分29秒12の自己新だった。 女子5000mでは樺沢和佳奈(三井住友海上)が15分36秒47で制覇。前週の全日本実業団対抗選手権では「全然スピード練習していなかった」1500mで4分11秒51の自己新をマークすると、5000mでは日本人トップと、2週連続で安定した走りを見せた「5000mでパリ五輪出場」と意気込んでいる。 女子800mは、インターハイ2位の西田有里(草津東高3滋賀)が高校歴代4位の2分04秒15でV。5月に出した自己記録2分05秒09を1秒近く塗り替えた。鹿児島国体(10月13日~17日)では、高校記録2分02秒57の更新が目標。2位には、日本選手権覇者の池崎愛里(ダイソー)が2分04秒50で入った。 男子800mは北村魁士(山梨学院大)が自己ベストの1分47秒75で1位。今季は7月のオールスターナイトで、昨年の自己記録を1秒34更新する1分48秒06をマーク。9月中旬の日本インカレではこの種目ではチームとして25年ぶりの王者に輝くと、2週間後のこのレースでベストを再び塗り替えた。「国体では1分46秒前半を出したい」と話している。 このほかノングランプリ種目も行われ、女子5000mではルーシー・ドゥータ(仙台育英高2宮城)が15分45秒11でトップだった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.02

栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社

富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]

NEWS 単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース

2024.05.02

単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース

昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]

NEWS 塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m

2024.05.02

塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m

パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]

NEWS 3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香の三つ巴か/日本選手権10000m

2024.05.02

3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香の三つ巴か/日本選手権10000m

パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。女子の有力選手を見ていこう。 【男子の見どころ】塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤 […]

NEWS セイコーGGPやり投に新井涼平、巖優作、佐藤友佳らが追加登録! 海外勢は87m35のハーマンがエントリー

2024.05.02

セイコーGGPやり投に新井涼平、巖優作、佐藤友佳らが追加登録! 海外勢は87m35のハーマンがエントリー

日本陸連は4月24日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の男女やり投の全出場選手を発表した。 男子は、すでに出場が発表されていたディーン元気(ミズノ)、﨑山雄太(愛媛競技力本部) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top