HOME 駅伝、大学

2023.09.03

早大・山口智規が日本人トップの8位 石塚陽士、伊藤大志や三菱重工・近藤亮太も出場/プラハ10kmロード
早大・山口智規が日本人トップの8位 石塚陽士、伊藤大志や三菱重工・近藤亮太も出場/プラハ10kmロード

山口智規(2022年日本インカレ)

2日、チェコ・プラハで10kmロードレースが行われ、山口智規(早大)が29分13秒で8位に入った。

ケニア、エチオピアのアフリカ勢が参戦するなか、日本勢では山口のほか早大から石塚陽士、伊藤大志、三菱重工から近藤亮太も出場した。

先頭が5kmを13分50秒で通過するなか、14分21秒で11位とやや離れてレースを進めていた山口は後半に順位を上げ、日本人トップを占めた。4kmまで先頭集団に食らいついた石塚が29分17秒で9位となり、近藤が29分28秒で10位、伊藤が29分29秒の11位でフィニッシュしている。

広告の下にコンテンツが続きます

優勝は21年U20世界選手権3000m金メダリストのT.ウォルク(エチオピア)で、タイムは27分35秒。NDソフトに所属するA.ムティソ(ケニア)が27分48秒で2位だった。

早大は今年の冬に個人およびチームの強化を目的とした海外遠征・合宿・トレーニングのためのクラウドファンディングを実施。今回の遠征はその集まった費用で行われた。

山口は「レベルが高く、初めての雰囲気のレースで思っていた以上の結果は出せなかったが、この経験から海外への意識も高まりました。これからの駅伝シーズン、留学生や他大のエースと勝負する際、しっかり勝負できるように頑張りたいと思います」とSNSを通じてコメント。

また、石塚は「まだまだ世界との差は大きいと痛感した」と話し、伊藤は「ハイペースの海外レースを初めて経験させてもらい、チャレンジして前半ハイペースで行くことができた」と海外での初レースを振り返った。

元五輪選手でもある花田勝彦駅伝監督は、レース前に自身のSNSで「学生時代、大学3年のリスボンハーフマラソンで初海外遠征を経験し、そこで意識を世界へ向けさせた」とつづっており、今回の遠征による成長を期待していた。

2日、チェコ・プラハで10kmロードレースが行われ、山口智規(早大)が29分13秒で8位に入った。 ケニア、エチオピアのアフリカ勢が参戦するなか、日本勢では山口のほか早大から石塚陽士、伊藤大志、三菱重工から近藤亮太も出場した。 先頭が5kmを13分50秒で通過するなか、14分21秒で11位とやや離れてレースを進めていた山口は後半に順位を上げ、日本人トップを占めた。4kmまで先頭集団に食らいついた石塚が29分17秒で9位となり、近藤が29分28秒で10位、伊藤が29分29秒の11位でフィニッシュしている。 優勝は21年U20世界選手権3000m金メダリストのT.ウォルク(エチオピア)で、タイムは27分35秒。NDソフトに所属するA.ムティソ(ケニア)が27分48秒で2位だった。 早大は今年の冬に個人およびチームの強化を目的とした海外遠征・合宿・トレーニングのためのクラウドファンディングを実施。今回の遠征はその集まった費用で行われた。 山口は「レベルが高く、初めての雰囲気のレースで思っていた以上の結果は出せなかったが、この経験から海外への意識も高まりました。これからの駅伝シーズン、留学生や他大のエースと勝負する際、しっかり勝負できるように頑張りたいと思います」とSNSを通じてコメント。 また、石塚は「まだまだ世界との差は大きいと痛感した」と話し、伊藤は「ハイペースの海外レースを初めて経験させてもらい、チャレンジして前半ハイペースで行くことができた」と海外での初レースを振り返った。 元五輪選手でもある花田勝彦駅伝監督は、レース前に自身のSNSで「学生時代、大学3年のリスボンハーフマラソンで初海外遠征を経験し、そこで意識を世界へ向けさせた」とつづっており、今回の遠征による成長を期待していた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top