2023.09.03
2日、中国・廈門でダイヤモンドリーグ(DL)第12戦が行われ、女子走高跳ではブダペスト世界選手権金メダルのY.マフチフ(ウクライナ)が今季世界最高タイの2m02で優勝した。マフチフはU20世界記録(2m04、19年)を持つ21歳。21年には室内世界歴代3位タイの2m06を跳んでいる。
男子800mはブダペスト世界選手権銀の19歳・E.ワニョニイ(ケニア)が1分43秒20の自己新で今季DL3勝目。ブダペスト選手権金のM.アロプ(カナダ)が1分43秒24で2位と敗れたものの、自己新を更新した。
男子110mハードルでは東京五輪金メダルのH.パーチメント(ジャマイカ)が12秒96の(±0)シーズンベストでトップ。世界選手権3連覇中のG.ホロウェイ(米国)は最終ハードルでバランスを崩して13秒12で3位だった。男子100m(+0.4)はC.コールマン(米国)が9秒83の今季世界最高タイで優勝し、K.トンプソン(ジャマイカ)が9秒85の自己新で2位。男子3000m障害はS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分10秒31で圧勝した。
女子では3000mでオレゴン世界選手権5000m銀のB.チェベト(ケニア)が今季世界最高の8分24秒05で自己新V。日本のコモディイイダに所属するM.アキドル(ケニア)が8分29秒88の大幅自己新で3位と健闘した。400mはM.パウリノ(ドミニカ共和国)が49秒36でブダペスト金の実力を見せ、円盤投ではオレゴン世界選手権金メダリスト馮彬(中国)が67m41で地元優勝を果たした。
【動画】DL廈門の大会ダイジェスト
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