HOME 国内、世界陸上、日本代表
男子400mHでパリ五輪標準突破の黒川和樹 決勝進出目指して「海外勢に劣らないレースをしたい」/世界陸上
男子400mHでパリ五輪標準突破の黒川和樹 決勝進出目指して「海外勢に劣らないレースをしたい」/世界陸上

帰国した男子400mHの黒川和樹

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)

ブダペスト世界選手権に出場していた日本代表選手が8月27日午後に帰国。男子400mハードル準決勝で日本歴代6位の48秒58をマークした黒川和樹(法大)が千葉・成田空港で取材に応じた。

今大会は予選で48秒71のシーズンベストをマーク。準決勝では組4着で決勝進出こそ逃したものの、予選からタイムを0.13秒短縮し、自己ベストも2年ぶりに0.10秒更新した。さらに、パリ五輪の参加標準記録(48秒70)を突破した。

広告の下にコンテンツが続きます

「準決勝は前半から攻めましたが後半逃げ切れなかったです」と黒川。「後半失速し過ぎているので、前半からの流れをつなげていきたいです」と課題を挙げた。

今後は来年のパリ五輪や2年後の東京世界選手権での決勝進出を掲げる。「パリ五輪で決勝に進むには47秒台前半を出すことがマストになると思う。前半から海外選手に劣らないレースして決勝に行ければ。再来年の東京は、会場が国立競技場。好きな競技場なのでここでも決勝に進んで、常連になれるように」と意気込んだ。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト) ブダペスト世界選手権に出場していた日本代表選手が8月27日午後に帰国。男子400mハードル準決勝で日本歴代6位の48秒58をマークした黒川和樹(法大)が千葉・成田空港で取材に応じた。 今大会は予選で48秒71のシーズンベストをマーク。準決勝では組4着で決勝進出こそ逃したものの、予選からタイムを0.13秒短縮し、自己ベストも2年ぶりに0.10秒更新した。さらに、パリ五輪の参加標準記録(48秒70)を突破した。 「準決勝は前半から攻めましたが後半逃げ切れなかったです」と黒川。「後半失速し過ぎているので、前半からの流れをつなげていきたいです」と課題を挙げた。 今後は来年のパリ五輪や2年後の東京世界選手権での決勝進出を掲げる。「パリ五輪で決勝に進むには47秒台前半を出すことがマストになると思う。前半から海外選手に劣らないレースして決勝に行ければ。再来年の東京は、会場が国立競技場。好きな競技場なのでここでも決勝に進んで、常連になれるように」と意気込んだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

NEWS 世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

2025.12.04

世界陸連主催大会での年齢制限を緩和 高校1年生相当で全種目に出場可能

世界陸連(WA)は12月2日・3日の両日に評議会を開催し、各種ルールの確認や規則改定について協議した。 その中で、WA主催大会の一部種目で設けられていた年齢制限を撤廃することが決まった。 従来は、マラソンおよび35km競 […]

NEWS 男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

2025.12.04

男子短距離・栁田大輝がHondaに入社! 「『世界のHonda』の名に恥じぬよう、努力を重ねていきたい」

12月4日、Honda陸上部は、パリ五輪男子4×100mリレー代表の栁田大輝(東洋大)が2026年4月に入社することを発表した。 栁田は群馬県出身。中学時代には全中走幅跳で優勝、100mでも2位に入るなど、世代トップクラ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top