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35km競歩の川野将虎が帰国 銅メダルは「今までの取り組みの証明」来夏のパリ五輪目指し20km挑戦/世界陸上
35km競歩の川野将虎が帰国 銅メダルは「今までの取り組みの証明」来夏のパリ五輪目指し20km挑戦/世界陸上

帰国した川野将虎

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)

ブダペスト世界選手権に出場していた日本代表選手が8月27日午後に帰国。男子35km競歩で銅メダルを獲得した川野将虎(旭化成)が千葉・成田空港で取材に応じた。

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昨年行われたオレゴン大会の銀メダルに続く2大会連続のメダルを手にした川野。「今までの取り組みを証明することができて良かったです」と語った。

レースについては、6月に右膝を痛めたり、左の足首を捻挫するなどして練習が思うように積むことができず、「そこで練習できれば後半のペースアップに対応できたのではないか」と分析。ただ、昨年のオレゴンを踏まえて、酒井瑞穂コーチとともにトレーニングで意識してきた部分に手応えを感じた。「ヨーロッパ勢のようなタフさを目指してやってきた。それは通用したかなと思います」。

来年のパリ五輪の競歩に35kmはないため、川野は20kmに挑戦する。「今大会目指していた金メダルには届かなかったので、パリオリンピックに向けて取り組んでいきたいです」。来夏を見据えてこの後に控える選考レースに臨む。「瑞穂コーチとともに積み上げていきたい」と力を込めた。

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