◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)1日目
ブダペスト世界陸上1日目のアフタヌーン・セッションが行われ、男女混合4×400mリレーでは米国が3分08秒80の世界新で2大会ぶり2回目の金メダルに輝いた。
レースは午前中の予選を1着で通過していた米国とオランダの一騎打ちが予想されていたが、まさにそのとおりの展開となった。
1走では米国のジャスティン・ロビンソンが44秒47のトップラップを刻み首位発進となったが、2走ではオランダのリーケ・クラバーが逆転。オランダは3走のイサヤ・クライン・イキンクが、米国の追い上げをわずかにしのいで、アンカーの女子400m室内世界記録保持者・フェムケ・ボルにバトンを渡した。
このままオランダが初優勝に向けて逃げ切るかと思われたが、米国の4走アレクシス・ホームズがボルを猛追。残り50mからじりじりとその差を詰めると、残り10mでボルに追いつきかけた瞬間、慌てたボルの脚が空回りして転倒。米国が劇的な優勝を飾った。
優勝タイムは米国が19年のドーハ大会で樹立した世界記録(3分09秒34)を0.54秒更新するもの。米国は前回、地元のオレゴン大会で3位に敗れた雪辱を果たした。
一方、オランダはボルが転倒した際にバトンを手放してフィニッシュするかたちとなり途中棄権に。オランダに代わって、英国が銀メダル、チェコが銅メダルを獲得している。
【動画】フィニッシュ直前にまさかの転倒!! 米国が世界新で優勝した混合4×400mRをチェック
まさかの展開となった男女混合4×400mリレー
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) August 19, 2023
レースハイライトをチェック!pic.twitter.com/a4wPdE6GDs https://t.co/8mMwm5R3Ix
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」
ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]
2025.12.12
全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新
12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]
2025.12.12
箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025