1日、同日付で明大競走部は山本佑樹駅伝監督が辞任し、山本豪副監督が駅伝監督として就任することを発表した。
山本佑樹氏は17年に明大の長距離コーチに就任。18年に西弘美氏の後を継ぎ、駅伝監督へ昇格した。19年の箱根駅伝こそ17位と苦戦したが、翌年には6位とチーム5年ぶりのシード権を獲得。20年には全日本大学駅伝で3位と6年ぶりのトップ3入りも果たした。
しかし、21年箱根駅伝で11位とシード権を喪失すると、以降も14位、12位とシード権を獲得できず。今年6月の全日本大学駅伝関東学連選考会では主力メンバーを欠いたことが響き10位に終わり、連続出場が15でストップしていた。
新監督の山本豪氏は1973年生まれの50歳。静岡県の伊豆中央高時代には3000m障害でインターハイ優勝を飾り、翌年の世界ジュニア選手権でも7位入賞を果たした経歴を持つ。日大では1500mで日本選手権、日本インカレ優勝。箱根駅伝には3度出場し、71回大会では10区区間4位の成績を残した。
卒業後はエスビー食品で活躍。03年に現役を引退した直後から明大のコーチに就任し、18年からは副監督に就任していた。
山本豪新監督は就任にあたり、「箱根駅伝予選会まで3ヵ月もない時期での監督交代ということもあり不安はございますが、決意を新たに学生たちと大きな目標に向かって取り組んでまいります」とコメントを発表。「現役選手、社会人として活躍されている競走部OBの皆様のお力をお借りしながら、コーチとして20年間学ばせていただいた経験も行かして行けたらと考えております」とつづった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
-
2025.12.01
-
2025.12.01
-
2025.11.28
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.03
明大主将に短距離・神戸毅裕が就任 「紫紺の矜持を重んじ、研鑽を重ねる」
明大競走部は、チームのホームページで12月1日からスタートした新体制を発表し、主将には短距離ブロックの神戸毅裕が就任した。 神戸は東京・明星学園高出身。高校時代はインターハイ南関東大会4×100mリレーで優勝したほか、U […]
2025.12.02
世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞
9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]
2025.12.02
サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」
ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]
2025.12.02
東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」
東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025