HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.08.01

明大駅伝監督の山本佑樹氏が辞任 後任は山本豪副監督「決意を新たに、学生たちと大きな目標に向かって」
明大駅伝監督の山本佑樹氏が辞任 後任は山本豪副監督「決意を新たに、学生たちと大きな目標に向かって」

山本豪氏

1日、同日付で明大競走部は山本佑樹駅伝監督が辞任し、山本豪副監督が駅伝監督として就任することを発表した。

山本佑樹氏は17年に明大の長距離コーチに就任。18年に西弘美氏の後を継ぎ、駅伝監督へ昇格した。19年の箱根駅伝こそ17位と苦戦したが、翌年には6位とチーム5年ぶりのシード権を獲得。20年には全日本大学駅伝で3位と6年ぶりのトップ3入りも果たした。

しかし、21年箱根駅伝で11位とシード権を喪失すると、以降も14位、12位とシード権を獲得できず。今年6月の全日本大学駅伝関東学連選考会では主力メンバーを欠いたことが響き10位に終わり、連続出場が15でストップしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

新監督の山本豪氏は1973年生まれの50歳。静岡県の伊豆中央高時代には3000m障害でインターハイ優勝を飾り、翌年の世界ジュニア選手権でも7位入賞を果たした経歴を持つ。日大では1500mで日本選手権、日本インカレ優勝。箱根駅伝には3度出場し、71回大会では10区区間4位の成績を残した。

卒業後はエスビー食品で活躍。03年に現役を引退した直後から明大のコーチに就任し、18年からは副監督に就任していた。

山本豪新監督は就任にあたり、「箱根駅伝予選会まで3ヵ月もない時期での監督交代ということもあり不安はございますが、決意を新たに学生たちと大きな目標に向かって取り組んでまいります」とコメントを発表。「現役選手、社会人として活躍されている競走部OBの皆様のお力をお借りしながら、コーチとして20年間学ばせていただいた経験も行かして行けたらと考えております」とつづった。

1日、同日付で明大競走部は山本佑樹駅伝監督が辞任し、山本豪副監督が駅伝監督として就任することを発表した。 山本佑樹氏は17年に明大の長距離コーチに就任。18年に西弘美氏の後を継ぎ、駅伝監督へ昇格した。19年の箱根駅伝こそ17位と苦戦したが、翌年には6位とチーム5年ぶりのシード権を獲得。20年には全日本大学駅伝で3位と6年ぶりのトップ3入りも果たした。 しかし、21年箱根駅伝で11位とシード権を喪失すると、以降も14位、12位とシード権を獲得できず。今年6月の全日本大学駅伝関東学連選考会では主力メンバーを欠いたことが響き10位に終わり、連続出場が15でストップしていた。 新監督の山本豪氏は1973年生まれの50歳。静岡県の伊豆中央高時代には3000m障害でインターハイ優勝を飾り、翌年の世界ジュニア選手権でも7位入賞を果たした経歴を持つ。日大では1500mで日本選手権、日本インカレ優勝。箱根駅伝には3度出場し、71回大会では10区区間4位の成績を残した。 卒業後はエスビー食品で活躍。03年に現役を引退した直後から明大のコーチに就任し、18年からは副監督に就任していた。 山本豪新監督は就任にあたり、「箱根駅伝予選会まで3ヵ月もない時期での監督交代ということもあり不安はございますが、決意を新たに学生たちと大きな目標に向かって取り組んでまいります」とコメントを発表。「現役選手、社会人として活躍されている競走部OBの皆様のお力をお借りしながら、コーチとして20年間学ばせていただいた経験も行かして行けたらと考えております」とつづった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.20

旭化成のエマニエル・キプルトに出場停止処分 世界陸連が発表

世界陸連(WA)は12月19日、旭化成に所属するエマニエル・キプルト(ケニア)に対して、出場停止処分を科したと発表した。 処分理由の詳細について、WAは明らかにしていないが、「アスリート代理人規則に基づく異議申し立てを受 […]

NEWS 東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

2025.12.20

東京世界陸上代表・小池祐貴と中島ひとみが人気番組「逃走中」に参戦! 自慢のスプリントで逃げ切りなるか

東京世界選手権代表で男子短距離の小池祐貴(住友電工)と女子100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)が、フジテレビの人気番組「逃走中」に出演することが発表された。 小池は19年に100mで9秒98をマーク。今季は5月 […]

NEWS 川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

2025.12.20

川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会

12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

2025.12.20

箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

2025.12.20

箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top