HOME 海外

2023.07.17

インゲブリグトセンが世界歴代4位の3分27秒14!ファン・ニーケアクは復活の44秒08/DLシレジア
インゲブリグトセンが世界歴代4位の3分27秒14!ファン・ニーケアクは復活の44秒08/DLシレジア

オレゴン世界選手権5000mで金メダルを獲得したインゲブリグトセン

7月16日、ポーランド・シレジアでダイヤモンドリーグ(DL)第8戦のカミラ・スコリモフスカ記念が開催され、男子1500mでは東京五輪金メダリストのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が今季世界最高の3分27秒14で優勝した。この記録は世界歴代4位で、自身が先月打ち立てた欧州記録も更新。1位から8位までが自己新をマークする好レースとなった。

その他にも大会新記録が多数誕生。女子三段跳では世界記録保持者のY.ロハス(ベネズエラ)が15m18(+0.3)、男子走高跳は世界選手権3連覇中のE.M.バルシム(カタール)が2m36でいずれも今季世界最高の大会新で勝利した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子400mでは世界記録保持者のW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)が44秒08のシーズンベストで大会新V。17年にラグビーで大ケガを負ったが、以降では自身最速タイムだった。男子3000m障害では東京五輪&オレゴン世界選手権金メダリストのS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分03秒16の大会新で、2位以下に5秒以上の差をつけて圧勝した。

女子中長距離ではエチオピア勢が大会記録を樹立。女子1500mではH.メシェシャが3分54秒87の自己新で、女子3000mはF.ハイルが8分26秒61で勝った。女子走高跳は東京五輪とオレゴン世界選手権4位のI.ゲラシュチェンコ(ウクライナ)が1m98、女子400mはN.カツマルク(ポーランド)が49秒48の自己新で、いずれも大会記録を樹立して制した。

男子100mは東京五輪4位のA.シンビネ(南アフリカ)が9秒97(± 0)でDL2連勝。オレゴン世界選手権金メダリストのF.カーリー(米国)は9秒98で2位だった。女子100mではS.リチャードソン(米国)が10秒76(+0.2)で勝利。オレゴン世界選手権200m金メダルのS.ジャクソン(ジャマイカ)が10秒78で続いた。

女子やり投では北口榛花(JAL)が4年ぶり日本新となる67m11で今季DL2勝目をあげている。

広告の下にコンテンツが続きます
7月16日、ポーランド・シレジアでダイヤモンドリーグ(DL)第8戦のカミラ・スコリモフスカ記念が開催され、男子1500mでは東京五輪金メダリストのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が今季世界最高の3分27秒14で優勝した。この記録は世界歴代4位で、自身が先月打ち立てた欧州記録も更新。1位から8位までが自己新をマークする好レースとなった。 その他にも大会新記録が多数誕生。女子三段跳では世界記録保持者のY.ロハス(ベネズエラ)が15m18(+0.3)、男子走高跳は世界選手権3連覇中のE.M.バルシム(カタール)が2m36でいずれも今季世界最高の大会新で勝利した。 男子400mでは世界記録保持者のW.ファン・ニーケアク(南アフリカ)が44秒08のシーズンベストで大会新V。17年にラグビーで大ケガを負ったが、以降では自身最速タイムだった。男子3000m障害では東京五輪&オレゴン世界選手権金メダリストのS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分03秒16の大会新で、2位以下に5秒以上の差をつけて圧勝した。 女子中長距離ではエチオピア勢が大会記録を樹立。女子1500mではH.メシェシャが3分54秒87の自己新で、女子3000mはF.ハイルが8分26秒61で勝った。女子走高跳は東京五輪とオレゴン世界選手権4位のI.ゲラシュチェンコ(ウクライナ)が1m98、女子400mはN.カツマルク(ポーランド)が49秒48の自己新で、いずれも大会記録を樹立して制した。 男子100mは東京五輪4位のA.シンビネ(南アフリカ)が9秒97(± 0)でDL2連勝。オレゴン世界選手権金メダリストのF.カーリー(米国)は9秒98で2位だった。女子100mではS.リチャードソン(米国)が10秒76(+0.2)で勝利。オレゴン世界選手権200m金メダルのS.ジャクソン(ジャマイカ)が10秒78で続いた。 女子やり投では北口榛花(JAL)が4年ぶり日本新となる67m11で今季DL2勝目をあげている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]

NEWS 八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

2025.06.15

八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]

NEWS 菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東

2025.06.15

菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、男子100mは昨年のU18大会覇者の菅野翔唯(東農大二2群馬)が […]

NEWS 59秒台連発の400mHは竹内めいがV! 男子は後藤大樹が高1最高51秒11 加藤結衣が女子短距離2冠/IH近畿

2025.06.15

59秒台連発の400mHは竹内めいがV! 男子は後藤大樹が高1最高51秒11 加藤結衣が女子短距離2冠/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)3日目 広島インターハイ出場を懸けた近畿地区大会の3日目が行われ、男女の400mハードルをはじめ2日目までと同様に各種目でハイレベルな争いが展 […]

NEWS 開催地・佐賀の石川晴飛が100m自己新V 400mH家入俊太51秒01の大会新 藤原千櫻が女子100m制す/IH北九州

2025.06.15

開催地・佐賀の石川晴飛が100m自己新V 400mH家入俊太51秒01の大会新 藤原千櫻が女子100m制す/IH北九州

◇インターハイ北九州大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイを懸けた北九州大会の2日目は、午前に一時的な激しい降雨に加え、時折強い風が吹くなど悪条件の中で競技が行われた。 広告の下にコンテン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top