日本陸連は6月30日、第85回理事会を都内で開き、2024年度に開催する主要競技会の開催日程・会場の一部を発表した。
来年のパリ五輪選考会となる見込みである第108回日本選手権は、6月27日(木)から30日(日)までの4日間開催。開催会場は「調整中」となっている。6月上旬だった今年に比べ世界的なカレンダーに近い6月末に設定された。なお、パリ五輪の参加標準記録・ワールドランキング対象競技会の有効期間は2024年6月30日までとなっている(※マラソンのみ4月30日まで)。
第108回日本選手権35km競歩は4月14日(日)で、会場は例年と同じく石川県輪島市。ゴールデングランプリは5月18日か19日を予定している(※開催会場は調整中)。第108回日本選手権・混成競技は一般種目より1週間早い6月22日、23日の日程で、会場は調整中となっている。
第18回U18、第55回U16大会は10月18日(金)から20日(日)の日程。今年までの愛媛から、三重県伊勢市の「三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場」に舞台が移る。第108回日本選手権・室内競技は25年2月1日(土)、2日(日)で大阪城ホールで。第108回日本選手権20km競歩は25年2月16日に兵庫県・神戸市で行われる。
一部競技会のみとはいえ「例年は9月に発表していたが、各地域のカレンダーに影響するということでなるべく早く発表してほしいということ(声)もあり」(日本陸連・鈴木英穂事務局長)例年より早い発表となった。
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