日本陸連は6月30日、第85回理事会を都内で開き、第107回日本選手権10000mのパリ五輪代表選考内定条件について承認した。
第107回日本選手権は今年6月に開催されたが、パリ五輪を見据えて男女10000mのみ「記録を狙いやすい時期」での別開催として、今年12月10日に国立競技場で開催されることが決まっていた。
今回の理事会では2024年パリ五輪日本代表選手内定についての条件を決定。同大会終了までに参加標準記録を突破した優勝者1名が代表に内定する。参加標準記録は男子が27分00秒00(ロード27分00秒)、女子が30分40秒00(同30分40秒)で、期間は2022年12月31日から始まっている。現時点で突破者はいない。仮に第107回日本選手権10000mを優勝し、その後にパリ五輪参加標準記録を突破しても即時内定にはならない。
なお、東京五輪の際は大会前年の2020年12月と21年5月の2回の日本選手権が選考会となり、12月は今回と同じ参加標準記録突破者で1位が内定。5月の日本選手権で参加標準記録突破者+3位以内(※12月で獲得者がいた場合は最大2名)が内定した。パリ五輪選考におけるその後の選考会の有無などについては「現時点では未定」としている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.29
110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念
2025.04.29
やり投80mオーバー3人!﨑山雄太が自己2番目の82m96「ステップになる」/織田記念
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.29
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.29
予選で10秒06の桐生祥秀は決勝3位「スピードも出力も出ている」次戦は5.3静岡/織田記念
◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mは井上直紀(早大)が10秒12(+0.4)で優勝した。 2位に110mハードルでも活躍する樋口陸人(スズ […]
2025.04.29
100m早大の井上直紀が殊勲のV!「世界陸上だけを目指して」/織田記念
◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mは井上直紀(早大)が10秒12(+0.4)で優勝した。 フィニッシュ手前まで大混戦。5位まで0.03秒差 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)