HOME 国内、五輪

2023.06.30

12月の日本選手権10000m参加標準記録突破者が優勝でパリ五輪代表内定 残りの代表枠選考については未定
12月の日本選手権10000m参加標準記録突破者が優勝でパリ五輪代表内定 残りの代表枠選考については未定

東京五輪選考会となった20年の日本選手権10000m

日本陸連は6月30日、第85回理事会を都内で開き、第107回日本選手権10000mのパリ五輪代表選考内定条件について承認した。

第107回日本選手権は今年6月に開催されたが、パリ五輪を見据えて男女10000mのみ「記録を狙いやすい時期」での別開催として、今年12月10日に国立競技場で開催されることが決まっていた。

今回の理事会では2024年パリ五輪日本代表選手内定についての条件を決定。同大会終了までに参加標準記録を突破した優勝者1名が代表に内定する。参加標準記録は男子が27分00秒00(ロード27分00秒)、女子が30分40秒00(同30分40秒)で、期間は2022年12月31日から始まっている。現時点で突破者はいない。仮に第107回日本選手権10000mを優勝し、その後にパリ五輪参加標準記録を突破しても即時内定にはならない。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、東京五輪の際は大会前年の2020年12月と21年5月の2回の日本選手権が選考会となり、12月は今回と同じ参加標準記録突破者で1位が内定。5月の日本選手権で参加標準記録突破者+3位以内(※12月で獲得者がいた場合は最大2名)が内定した。パリ五輪選考におけるその後の選考会の有無などについては「現時点では未定」としている。

日本陸連は6月30日、第85回理事会を都内で開き、第107回日本選手権10000mのパリ五輪代表選考内定条件について承認した。 第107回日本選手権は今年6月に開催されたが、パリ五輪を見据えて男女10000mのみ「記録を狙いやすい時期」での別開催として、今年12月10日に国立競技場で開催されることが決まっていた。 今回の理事会では2024年パリ五輪日本代表選手内定についての条件を決定。同大会終了までに参加標準記録を突破した優勝者1名が代表に内定する。参加標準記録は男子が27分00秒00(ロード27分00秒)、女子が30分40秒00(同30分40秒)で、期間は2022年12月31日から始まっている。現時点で突破者はいない。仮に第107回日本選手権10000mを優勝し、その後にパリ五輪参加標準記録を突破しても即時内定にはならない。 なお、東京五輪の際は大会前年の2020年12月と21年5月の2回の日本選手権が選考会となり、12月は今回と同じ参加標準記録突破者で1位が内定。5月の日本選手権で参加標準記録突破者+3位以内(※12月で獲得者がいた場合は最大2名)が内定した。パリ五輪選考におけるその後の選考会の有無などについては「現時点では未定」としている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.28

青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表

「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]

NEWS デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

2025.11.28

デフリンピック陸上は金5つ含む11個のメダル獲得 円盤投・湯上剛輝、400m山田真樹ら躍動

4年に一度、聴覚障者のための世界規模の総合スポーツ競技大会「デフリンピック」が11月26日に閉幕した。創設100周年の節目で初の日本開催だった今回、日本代表は過去最多となる51個のメダルを獲得した。各会場も盛り上がりを見 […]

NEWS 22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

2025.11.28

22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告

世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]

NEWS プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

2025.11.27

プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催

11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]

NEWS 古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

2025.11.27

古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定

日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top