2023.06.29
ミズノトラッククラブは、男子短距離の飯塚翔太が7月に欧州遠征を行うと発表した。
男子200mで日本歴代3位の20秒11を持ち、オリンピックは3度(12年ロンドン、16年リオ、21年東京)、世界選手権は4度(13年モスクワ、17年ロンドン、19年ドーハ、22年オレゴン)にわたって代表入りしている第一人者の飯塚。
現段階で参加標準記録(20秒16)を突破しておらず、ブダペスト世界選手権の代表内定は得られていない。今年の日本選手権200mでは5位で、その後の取材では「世界選手権出場を視野に7月に試合を組んでいきたい」と話していた。
7月上旬に出国し、8日にベルギーのコルトレイクで100mと200mにエントリー。また、26日にオーストリア・アイゼンシュタッドで200mに登録した。その間にも1試合を挟み(大会未定)、合計3試合に出場する予定だという。
ブダペスト世界選手権の出場獲得者が決まる記録とワールドランキングの有効期間は7月30日まで。飯塚は6月29日時点のブダペスト世界選手権200mのワールドランキングにおけるターゲットナンバー(出場枠)でぎりぎりの48位(日本人2番手)にランクイン。
7月からはパリ五輪の選考における有効期間もスタートすることもあり、参加標準記録はもちろん少しでもポイントを獲得して順位を上げておきたいところ。
6月25日に32歳になった日本稀代のスプリンターは、自身5度目の世界選手権出場に向けて欧州でギアを上げていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.30
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.30
土間董哉5000m13分39秒13のU18歴代8位!留学生も好走 ボイ・ビリス13分27秒52&簡子傑台湾新/日体大長距離競技会
第325回日体大長距離競技会兼第19回NITTAIDAI Challenge Gamesが11月30日、神奈川県横浜市の日体大健志台キャンパスで行われ、NCG男子5000mでは土間董哉(世羅高3広島)が10着ながら13分 […]
2025.11.30
男子5000mは三浦龍司が日本人トップ 自己4番目の13分28秒61 合田椋13分29秒41の自己新/日体大長距離競技会
11月30日、第325回日体大長距離競技会兼第19回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で行われた。NCG男子5000mでは、三浦龍司(SUBARU […]
2025.11.30
世界陸上34年ぶり決勝の中島佑気ジョセフ「どん底からあきらめずにやってきた1年」来年の目標は…
月陸Onlineが2022年に創設した「GetsurikuAwards」。選手、ファン、メディア投票で決定する「今年最も輝きを放ったアスリート」に贈る「Crystal Athlete」には、男子400mの中島佑気ジョセフ […]
2025.11.30
【高校生FOCUS】女子やり投・鈴木彩夏(大体大浪商高3)国スポで高校歴代5位「今までにない感覚でした」
FOCUS! 高校生INTERVIEW 鈴木彩夏 Suzuki Ayaka 大体大浪商3大阪 活躍している高校生を紹介するこのコーナー。今回は女子やり投の鈴木彩夏選手(大体大浪商高3大阪)です。今季はインターハイ、U20 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025