HOME 駅伝

2023.06.29

マラソン元日本記録保持者の設楽悠太が7月から西鉄に入社! 「経験を活かして、後輩達の成長の後押しもしていきたい」
マラソン元日本記録保持者の設楽悠太が7月から西鉄に入社! 「経験を活かして、後輩達の成長の後押しもしていきたい」

Honda所属時代の設楽悠太

6月29日、西鉄は男子マラソン元日本記録保持者の設楽悠太が7月1日付で入社することを発表した。

設楽は31歳。中学・高校・大学と双子の兄・設楽啓太(現・日立物流)とともにチームを牽引する中心選手として活躍。東洋大時代には10000mで27分台(27分54秒82)に入ると、箱根駅伝に4年連続出走し、2年時に7区区間新記録で区間賞、3・4年時は3区区間賞を獲得した。

2014年にHondaに入社。翌年は日本選手権10000mで2位に入ると、北京世界選手権に出場した(23位)。16年にはリオ五輪10000mで代表入り(29位)。17年にマラソンに挑戦すると、18年の東京マラソンで日本記録を16年ぶりに更新する2時間6分11秒をマークした。

東京五輪選考会となった19年のMGCは大きく飛び出す作戦に出たものの、終盤に順位を落とし代表入りならず。以降はケガなどの影響で苦しいレースが続き、今年3月の東京マラソンは途中棄権。その直後に9年間在籍したHondaを退社していた。

設楽はホームページで「新たな挑戦の機会を与えてくれた会社には感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。「チーム最大の目標である『ニューイヤー駅伝過去最高順位更新』に向け、私自身の走りで貢献することはもちろん、これまでの経験を活かして、後輩達の成長の後押しもしていきたいと思います」と新天地での活躍を誓った。

西鉄は1989年4月に創部。ニューイヤー駅伝には過去19回出場しており、これまでの最高順位は18年の20位。今年1月の第67回大会では34位だった。

6月29日、西鉄は男子マラソン元日本記録保持者の設楽悠太が7月1日付で入社することを発表した。 設楽は31歳。中学・高校・大学と双子の兄・設楽啓太(現・日立物流)とともにチームを牽引する中心選手として活躍。東洋大時代には10000mで27分台(27分54秒82)に入ると、箱根駅伝に4年連続出走し、2年時に7区区間新記録で区間賞、3・4年時は3区区間賞を獲得した。 2014年にHondaに入社。翌年は日本選手権10000mで2位に入ると、北京世界選手権に出場した(23位)。16年にはリオ五輪10000mで代表入り(29位)。17年にマラソンに挑戦すると、18年の東京マラソンで日本記録を16年ぶりに更新する2時間6分11秒をマークした。 東京五輪選考会となった19年のMGCは大きく飛び出す作戦に出たものの、終盤に順位を落とし代表入りならず。以降はケガなどの影響で苦しいレースが続き、今年3月の東京マラソンは途中棄権。その直後に9年間在籍したHondaを退社していた。 設楽はホームページで「新たな挑戦の機会を与えてくれた会社には感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。「チーム最大の目標である『ニューイヤー駅伝過去最高順位更新』に向け、私自身の走りで貢献することはもちろん、これまでの経験を活かして、後輩達の成長の後押しもしていきたいと思います」と新天地での活躍を誓った。 西鉄は1989年4月に創部。ニューイヤー駅伝には過去19回出場しており、これまでの最高順位は18年の20位。今年1月の第67回大会では34位だった。

「自身の走りで貢献できるよう」SNSで入社報告をした設楽悠太

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.12

日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇

日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]

NEWS 青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

2024.12.12

青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。その後、会見が開かれて報道陣の取材に応えた。 原監督が掲げた恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」。 […]

NEWS 青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

2024.12.12

青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 関係者だけでなく、学生やファンなどが見守るなか、一部授業のある選手以外が一人ひとりあいさつ。主 […]

NEWS 世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年1月号

2024.12.12

月刊陸上競技2025年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top