HOME 高校

2023.06.20

2年生・杉本心結が女子スプリント4冠達成!「全種目で全力を尽くしたい」イチフナ新エース覚醒/IH南関東
2年生・杉本心結が女子スプリント4冠達成!「全種目で全力を尽くしたい」イチフナ新エース覚醒/IH南関東

インターハイ南関東地区大会の優勝者をチェック

●男子
100m 武藏大地(板橋3東京)    10秒59(-0.9)
200m 山﨑天心(城西2東京)    21秒12(+2.0)
400m 正野巧磨(東海大浦安3千葉) 47秒19
800m 寺田向希(國學院久我山3東京) 1分53秒64
1500m 吉倉ナヤブ直希(早稲田実3東京)3分49秒97
5000m 平井璃空(拓大一3東京)  14分19秒17
110mH 山中恭介(市船橋3千葉)  14秒14(-1.1)
400mH 志村 武(日本工大駒場3東京) 50秒92
3000m障害 辻 昂介(拓大一3東京)9分03秒29
5000m競歩 向井優太郎(我孫子3千葉)  22分14秒01
4×100mR 城西(東京)       39秒95=大会新
4×400m 城西(東京)       3分10秒31
走高跳 福士 湊(明星学園3東京)  2m17
棒高跳 村社亮太(日体大柏3千葉) 5m21
走幅跳 北浪佑磨(幕張総合2千葉) 7m38(+4.1)
三段跳 小口 海(東京学館船橋3千葉) 14m98(+0.4)
砲丸投 草場孜温(身延3山梨)   15m08
円盤投 亀井 翔(上野原3山梨)  46m40
ハンマー投 古谷聖人(小田原城北工3神奈川) 61m56
やり投 國安大悟(片倉3東京)    60m54
八種競技 宮下輝一(市船橋1千葉)5682点

●女子
100m 杉本心結(市船橋2千葉)  12秒08(-1.9)
200m 杉本心結(市船橋2千葉)   24秒29(-0.4)
400m 宮地利璃香(市船橋3千葉)55秒07
800m 田村遥香(法政二3神奈川)  2分12秒45
1500m ジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2神奈川)4分17秒31
3000m カジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2神奈川)9分10秒70
100mH 及川理子(法政二3神奈川)14秒04(-3.0)
400mH 村松瑠奈(八王子2東京)  59秒77
5000m競歩 須本春菜(成田3千葉)24分56秒69
4×100mR 市船橋(千葉)      46秒13
4×400mR 宮崎商 3分46秒75
走高跳 中村菜結(法政二2神奈川)1m67
棒高跳 吉澤珠理(日体大柏3千葉) 3m91=大会新
走幅跳 宮本里乃亜(東京3東京)  6m12(+0.9)=大会新
三段跳 中村咲良(八王子3東京)12m45(+3.3)
砲丸投 オボルディ衣乃帆(成田3千葉)13m55
円盤投 桑原安那(平塚江南3神奈川) 38m43
ハンマー投 小野寺結菜(木更津総合2千葉)45m40
やり投 谷山彩葉(野津田3東京) 45m59
七種競技 下元香凜(白梅学園3東京)5078点

◇インターハイ南関東地区大会(6月16日~19日/山梨・小瀬スポーツ公園競技場)最終日 夏の北海道インターハイを懸けた南関東地区大会の4日目が行われ、女子4×400mリレーの激闘を市船橋(千葉)が3分42秒08で制覇。2走を務めた杉本心結(2年)が100m、200m、4×100mリレーを併せた4冠を達成した。 前日までの3種目にフル回転した2年生エース。その疲れを微塵も感じさせず、最後の4×400mにピカイチのパフォーマンスをもってきた。 大会前の持ちタイム1位、および前日に行われた予選のトップ通過は相洋(神奈川)。市船橋の予選タイムは全体の3番目で、相洋との差は3秒ほど。ただし予選の市船橋は杉本を温存していた。 決勝の2走に加わった杉本。400mハードル2位の志水芹菜(3年)から好位置でバトンを受けると、「前半は抑える作戦。200mでも後半が得意なので、そのイメージで走りました」とトップに浮上した。 これを足掛かりに、3、4走の激闘を制した市船橋。400m優勝の宮地利璃香(3年)が相洋を抜いてトップでゴールした瞬間、杉本の4冠が達成された。 「200mとマイルは自信があったので、ポイントは100mでした。100mで1位を取れたことで、(4冠への)流れをつかみました」と杉本は言う。 2年前の全中100m6位の好素材ながら、昨年はケガで苦しんだ。南関東大会には出場すらしていない。そんな雌伏の時もあったが、冬季にひ弱だった身体の強化すると、たちまち開花した。 6月4日のU20日本選手権200mでは、1年前のインターハイ覇者・藏重みう(甲南大)と同記録着差ありとなる「MIU決戦」に勝利。指導する後藤彰英監督すら、「ブレイクの予兆はありましたが、これほど突き抜けるとは」と驚く。 「イチフナの冬季をやり切った自信があるので、インターハイは全種目で全力を尽くしたいです。目標は4種目入賞です」と杉本。どれかの種目に気持ちを偏らせるのでなく、「ぜんぶがんばる」。インターハイの舞台を瑞々しく、そして逞しく走り抜く。 写真/船越陽一郎

インターハイ南関東地区大会の優勝者をチェック

●男子 100m 武藏大地(板橋3東京)    10秒59(-0.9) 200m 山﨑天心(城西2東京)    21秒12(+2.0) 400m 正野巧磨(東海大浦安3千葉) 47秒19 800m 寺田向希(國學院久我山3東京) 1分53秒64 1500m 吉倉ナヤブ直希(早稲田実3東京)3分49秒97 5000m 平井璃空(拓大一3東京)  14分19秒17 110mH 山中恭介(市船橋3千葉)  14秒14(-1.1) 400mH 志村 武(日本工大駒場3東京) 50秒92 3000m障害 辻 昂介(拓大一3東京)9分03秒29 5000m競歩 向井優太郎(我孫子3千葉)  22分14秒01 4×100mR 城西(東京)       39秒95=大会新 4×400m 城西(東京)       3分10秒31 走高跳 福士 湊(明星学園3東京)  2m17 棒高跳 村社亮太(日体大柏3千葉) 5m21 走幅跳 北浪佑磨(幕張総合2千葉) 7m38(+4.1) 三段跳 小口 海(東京学館船橋3千葉) 14m98(+0.4) 砲丸投 草場孜温(身延3山梨)   15m08 円盤投 亀井 翔(上野原3山梨)  46m40 ハンマー投 古谷聖人(小田原城北工3神奈川) 61m56 やり投 國安大悟(片倉3東京)    60m54 八種競技 宮下輝一(市船橋1千葉)5682点 ●女子 100m 杉本心結(市船橋2千葉)  12秒08(-1.9) 200m 杉本心結(市船橋2千葉)   24秒29(-0.4) 400m 宮地利璃香(市船橋3千葉)55秒07 800m 田村遥香(法政二3神奈川)  2分12秒45 1500m ジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2神奈川)4分17秒31 3000m カジェシンタ・ニョカビ(白鵬女2神奈川)9分10秒70 100mH 及川理子(法政二3神奈川)14秒04(-3.0) 400mH 村松瑠奈(八王子2東京)  59秒77 5000m競歩 須本春菜(成田3千葉)24分56秒69 4×100mR 市船橋(千葉)      46秒13 4×400mR 宮崎商 3分46秒75 走高跳 中村菜結(法政二2神奈川)1m67 棒高跳 吉澤珠理(日体大柏3千葉) 3m91=大会新 走幅跳 宮本里乃亜(東京3東京)  6m12(+0.9)=大会新 三段跳 中村咲良(八王子3東京)12m45(+3.3) 砲丸投 オボルディ衣乃帆(成田3千葉)13m55 円盤投 桑原安那(平塚江南3神奈川) 38m43 ハンマー投 小野寺結菜(木更津総合2千葉)45m40 やり投 谷山彩葉(野津田3東京) 45m59 七種競技 下元香凜(白梅学園3東京)5078点

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.04

千葉男子は常盤松が2年ぶり全国切符 山梨は男子の塩山が32年ぶり 女子は櫛形が20回目の全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場権を懸けた県大会が、11月1日から3日にかけ、6県で行われた。 1日に行われた千葉県男子は、常盤松が2年ぶり2回目の全国出場を決めた。1区・池田佳十(3年)が区間4位で滑 […]

NEWS 埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

2025.11.04

埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が11月4日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間8分28秒で3年連続28回目の制覇。男子(7区間 […]

NEWS 東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

2025.11.04

東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた神奈川県高校駅伝が11月3日、横浜市の日産フィールド小机及び付設ハーフマラソンコースで行われた。男子(7区間42.4km)は、東海大相模が大会新となる2時間4分24秒で4年ぶり3回目、女子(5 […]

NEWS 2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

2025.11.04

2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

この度、そのシーズンで最も輝きを放ったアスリートを表彰する 「GetsurikuAwards」 を今年も開催します! コンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、その年に『最も輝きを放った選手=Cr […]

NEWS 平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

2025.11.04

平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた島根県高校駅伝は11月2日、浜山公園陸上競技場で行われ、男女ともに平田が制した。女子(5区間21.0975km)は1時間15分41秒で2年連続16回目の優勝。男子(7区間42.195km)は2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top