2025.12.22
◇全国高校駅伝(12月21日/京都・たけびしスタジアム京都発着 男子7区間42.195km、女子5区間21.0975km)
全国高校駅伝が行われ、第76回大会の男子は学法石川(福島)が高校最高記録、大会新記録となる2時間0分36秒で初優勝し、第37回大会の女子は長野東(長野)が高校歴代、大会歴代でいずれも2位となる1時間6分30秒で2連覇を遂げた。
レース中は雨が降るあいにくの天候だったが、気温は15度前後、風もほぼなく、結果的に男女ともに高速レースとなった。
男子優勝の学法石川は福島勢(男子)としては初の栄冠。チームにとってはこれまでの過去最高順位だった2018年の3位を更新した。また、2位の仙台育英(宮城)も2時間0分59秒と従来の大会記録を上回った。3位には22年覇者の倉敷(岡山)が入り、4位の鳥取城北(鳥取)は鳥取勢として33年ぶりの入賞を遂げた。
5位は八千代松陰(南関東/千葉)、6位は西脇工(兵庫)。7位には拓大一(東京)が前回の学校最高順位(23位)を大幅更新して初入賞。東京勢男子としても30年ぶりとなる。8位の豊川(愛知)は7年ぶりにトップ8入り。また、拓大一から12位の市船橋(千葉)までの6校が17秒差にひしめき、終盤の入賞争いは激烈だった。
個人成績では、1区で学法石川・増子陽太(3年)が日本人区間最高の28分20秒をマーク。前回、八千代松陰・鈴木琉胤(現・早大)が出した従来の記録を23秒更新した。また、2位の西脇工(兵庫)・新妻遼己(3年)も28分40秒と鈴木の記録を上回った。
また、2区では山梨学院(山梨)のフェリックス・ムティア二(3年)が、前回自身が打ち立てた区間記録を6秒更新する7分40秒で駆け抜けた。
3区区間賞の学法石川・栗村凌(3年)の23分13秒は日本人区間歴代3位、6区の倉敷・北村蓮(2年)は14分09秒で区間歴代3位、7区の仙台育英・若林司(3年)は区間歴代4位の14分03秒と区間歴代上位の記録が生まれた。
女子は長野東が、1996年に埼玉栄(埼玉)が打ち立てた高校最高記録、大会記録の1時間6分26秒にあと4秒と迫った。1時間6分台での優勝タイムは8年ぶりとなる。2連覇は埼玉栄、仙台育英、豊川に続く4校目となる。
2位は前回3位の薫英女学院(大阪)。府大会で出した府高校最高記録を10秒更新する1時間7分03秒。3位は立命館宇治が2年ぶりのメダルを手にした。4位は仙台育英(宮城)。2017年からの続いていたメダル獲得は8年連続で止まったが、連続入賞は9に伸ばした。5位には前回10位の埼玉栄が入り、埼玉勢16年ぶりの入賞を遂げた。
6位の倉敷は女子初入賞。7位は東大阪大敬愛(近畿/大阪)は6位だった前回に続く2年連続入賞。8位は前回23位だった須磨学園(兵庫)が食い込み2年ぶり入賞となった。総合タイムの面でも1時間8分を切ったのは上位4校で、2013年以来。また、入賞こそならなかったものの、9位の西京(山口)は7位に入った2014年以来11年ぶりのトップ10入りだった。
個人成績では1区を制した長野東・川上南海(2年)が19分06秒で区間歴代5位。2位の立命館宇治・芦田和佳(3年)も19分08秒で区間歴代6位、3位の仙台育英・長森結愛(1年)が19分09秒で区間歴代7位タイと好記録が生まれた。
また、2区区間賞の薫英女学院・河村璃央(3年)は日本人区間歴代7位の12分45秒をマーク。そして3区では、長野東・真柴愛里(3年)が9分06秒の区間新記録。前回大会で青森山田(青森)のL.ドゥータが出した9分14秒の区間記録を更新するとともに、これまでの日本人区間最高を15秒短縮した。
4区では倉敷のジャネット・ジェプコエチ(3年)が8分32秒という驚異的な区間新。1996年に埼玉栄・田中梨沙が出した区間記録8分59秒を29年ぶりに更新した。
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