2023.06.14
6月13日、世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド第10戦のパーヴォ・ヌルミ・ゲームズがフィンランドのトゥルクで行われ、男子100mに出場したサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)は10秒29(+0.1)で8位だった。
6月4日の日本選手権以来の試合となったサニブラウンは、予選を10秒25(+1.3)と全体の7番目のタイムで通過。続く決勝ではスタートのリアクションタイムが0.219秒と大きく出遅れてしまい、途中で盛り返したものの、残り10m付近からは流すようにしてフィニッシュした。レースはC.チャールストン(米国)が9秒95で制している。
サニブラウンは昨年の世界選手権で7位入賞。今季は試合数を絞ってレースに出場しているが、日本選手権の決勝でも「左脚がつった」とレース中盤からスピードを緩め、10秒59(-0.2)で8位に沈んでいた。
それでも、大会ランクの高いコンチネンタルツアー・ゴールドで順位を確保したことで、ワールドランキングに必要なポイントを加算。今回の結果により、WAが公表している世界選手権出場が可能なターゲットナンバー圏内に浮上する見込みとなった。
また、男子やり投にはオレゴン世界選手権9位のディーン元気(ミズノ)が出場し、5投目に79m87を投げて6位入賞。今季世界最高の89m51を放ったJ.ヴァドレイヒ(チェコ)が優勝を手にした。
【動画】パーヴォ・ヌルミ・ゲームズ男子100mのレースをチェック!
※一番奥の8レーンがサニブラウン・アブデル・ハキームCravont Charleston puts the hammer down in the 100m final at the @paavonurmigames
— World Athletics (@WorldAthletics) June 13, 2023
9.95 for the win 🔥#ContinentalTourGold pic.twitter.com/Nbc70SGLSW
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