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2023.06.02

「左太腿の内転筋がケイレンした」男子200m・飯塚翔太は5位/日本選手権
「左太腿の内転筋がケイレンした」男子200m・飯塚翔太は5位/日本選手権

20秒84(-0.2)で5位にとどまった飯塚翔太(ミズノ)

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目

ブダペスト世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の2日目に男子200mが行われ、飯塚翔太(ミズノ)は20秒84(-0.2)で5位にとどまった。

前日の予選を20秒63(+0.1)で1着通過し、「いい感じで調子が上がってきている」と語っていた。決勝前のウォーミングアップも「良かった」。だが、スタートの構えを取った瞬間に、「左太腿の内転筋がケイレンした」と言う。

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レース中も思うようにスピードを出せず、150mで「制御できなくなった」。なんとかフィニッシュまではたどり着いたが、「前を走る選手たちの絵をすごく覚えている。あそこで戦いたかった」と肩を落とした。

近年、右膝の痛みに悩まされ、「コーナーの練習がほとんどできていない」。予兆がまったくなく起きたケイレンに、「考えられるのはその影響しかない」と飯塚は振り返った。

ただ、4大会連続5度目の世界選手権代表入りが消滅したわけではなく、「直線の練習だけでここまでこられたのは収穫」と前向きに捉え、脚の状態を見ながら、今日、見せつけられた「絵」を上書きするべく今後のスケジュールを検討していく。

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目 ブダペスト世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の2日目に男子200mが行われ、飯塚翔太(ミズノ)は20秒84(-0.2)で5位にとどまった。 前日の予選を20秒63(+0.1)で1着通過し、「いい感じで調子が上がってきている」と語っていた。決勝前のウォーミングアップも「良かった」。だが、スタートの構えを取った瞬間に、「左太腿の内転筋がケイレンした」と言う。 レース中も思うようにスピードを出せず、150mで「制御できなくなった」。なんとかフィニッシュまではたどり着いたが、「前を走る選手たちの絵をすごく覚えている。あそこで戦いたかった」と肩を落とした。 近年、右膝の痛みに悩まされ、「コーナーの練習がほとんどできていない」。予兆がまったくなく起きたケイレンに、「考えられるのはその影響しかない」と飯塚は振り返った。 ただ、4大会連続5度目の世界選手権代表入りが消滅したわけではなく、「直線の練習だけでここまでこられたのは収穫」と前向きに捉え、脚の状態を見ながら、今日、見せつけられた「絵」を上書きするべく今後のスケジュールを検討していく。

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