2023.06.01
◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)1日目
ブダペスト世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目に男子5000mが行われ、日本歴代7位の13分16秒53の自己記録を持つ塩尻和也(富士通)が13分19秒85で優勝した。
日本選手権は18年の3000m障害で勝っているが、5000mでは初戴冠となった。
「前回(2018年)の優勝から出場はしていましたが、ケガなどもあって結果が伴わなかった。今年こそはという気持ちで臨んでいたので、素直に日本選手権で優勝できたことが嬉しいです」
2月の日本選手権クロスカントリー(10km)を制して以降、今季は金栗記念5000mで日本人トップ。ゴールデンゲームズinのべおかでは10000mを27分46秒82で優勝するなど、好調をキープしていただからこそ、「良い調子のままこの舞台に立てるように、コンディションを維持する」ことを意識して今大会を迎えたという。
ハイペースの展開となったレースも「ほぼイメージ通り」だった。2000mあたりから集団の5番手あたりに上がり、3000mで先頭のペースが少し落ちた時も、「落ち着いて終盤まではついて走ろう」と冷静にレースを進めた。
ラスト1000mからのロングスパートで後続を大きく引き離し、前回まで2連覇中の遠藤日向(住友電工)や清水歓太(SUBARU)らの終盤の猛追を振り切った。
今後に向けては、「まだ内定は取れていませんが、今回の結果で世界選手権に近づくと思いますし、来年には五輪があるので、そこにつながっていくような走りをしていきたいです」と語り、早くも次に視線を向けていた。
文/小野哲史
【動画】塩尻の強力スパート!男子5000mのハイライトをチェック
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