HOME 高校

2025.11.09

女子七種競技・本多七が5414点! 自己記録80点更新し、U20歴代&高校歴代2位/エブリバディ・デカスロン
女子七種競技・本多七が5414点! 自己記録80点更新し、U20歴代&高校歴代2位/エブリバディ・デカスロン

本多七(25年広島インターハイ)

11月8日、9日の両日、愛知県の美浜町運動公園陸上競技場で第30回エブリバディ・デカスロン in 愛知が開催され、女子七種競技で本多七(園田学園高3兵庫)が5414点の高校歴代2位となる好記録で優勝を飾った。

昨年のインターハイで2年生優勝を飾っている本多。これまでの自己記録は1年前のこの大会でマークした5334点で、その記録を80点上回った。

広告の下にコンテンツが続きます

1種目めの100mハードルでは向かい風2.4mの中、13秒95で985点を獲得。走高跳は1m61、砲丸投は10m62、200mは25秒46(+0.9)をマークし、初日を3147点で折り返した。

2日目は終日雨となり、最高気温17度と厳しいコンディションの中での戦いとなったが、走幅跳で自己記録に迫る5m64(+1.5)を跳び741点を加算。やり投で43m32を投げると、最終の800mを2分22秒11でカバーし、高得点につなげた。

自己新は800mの1種目のみだったものの、各種目で安定してポイントを重ね、2014年にヘンプヒル恵(京都文教高/現・アトレ)が樹立した高校記録(5519点)に次ぐ記録をマーク。U20日本歴代でも2位にランクインした。

また、男子八種競技は高校記録(6325点)保持者の宮下輝一(市船橋3千葉)が優勝。再びの高校記録更新を狙ったが、5975点に止まった。

広告の下にコンテンツが続きます
11月8日、9日の両日、愛知県の美浜町運動公園陸上競技場で第30回エブリバディ・デカスロン in 愛知が開催され、女子七種競技で本多七(園田学園高3兵庫)が5414点の高校歴代2位となる好記録で優勝を飾った。 昨年のインターハイで2年生優勝を飾っている本多。これまでの自己記録は1年前のこの大会でマークした5334点で、その記録を80点上回った。 1種目めの100mハードルでは向かい風2.4mの中、13秒95で985点を獲得。走高跳は1m61、砲丸投は10m62、200mは25秒46(+0.9)をマークし、初日を3147点で折り返した。 2日目は終日雨となり、最高気温17度と厳しいコンディションの中での戦いとなったが、走幅跳で自己記録に迫る5m64(+1.5)を跳び741点を加算。やり投で43m32を投げると、最終の800mを2分22秒11でカバーし、高得点につなげた。 自己新は800mの1種目のみだったものの、各種目で安定してポイントを重ね、2014年にヘンプヒル恵(京都文教高/現・アトレ)が樹立した高校記録(5519点)に次ぐ記録をマーク。U20日本歴代でも2位にランクインした。 また、男子八種競技は高校記録(6325点)保持者の宮下輝一(市船橋3千葉)が優勝。再びの高校記録更新を狙ったが、5975点に止まった。

女子七種競技高校歴代10傑

5519 ヘンプヒル恵(京都文教3京都)  2014. 8. 2 5414 本多七(園田学園3兵庫)     2025.11. 9 5384 笠原瑞世(添上3奈良)      2002. 6.23 5361 シュレスタまや(東大阪大敬愛3大阪) 2016. 6.12 5346 田中友梨(至学館3愛知)     2019. 8. 7 5323 江口美玲(東海大相模2神奈川)  2025 .7.28 5299 上田紗弥花(敦賀気比3福井)   2016. 6.12 5298 大野優衣(白梅学園3東京)    2017. 8. 1 5266 福島波暖(東大阪大敬愛3大阪)  2024. 6.23 5264 安田地中海(添上3奈良)     2004. 6.20

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top