HOME 駅伝

2025.11.09

NEWS
中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝
中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝

中国電力の池田勘汰(25年ニューイヤー駅伝)

◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km)

第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。

中国電力は1区(12.5km)でエースの菊地駿弥が36分57秒の快走を見せ、2位の中電工に24秒差をつける絶好のスタート。2区のN.ワウエルが区間5位とやや苦戦し、中電工に首位を譲ると、3区でもリードを広げられた。

広告の下にコンテンツが続きます

それでも、4区の野村颯斗が区間新記録で34秒差から6秒差にまで詰め、エース区間の6区(19km)では池田勘汰が激走。前回区間賞の中電工・北村惇生を中盤で逆転し、55分58秒の区間1位で7区につなぐ。アンカーの久保出雄太も区間2位にまとめ、2年前に中国電力が樹立した大会記録(3時間59分55秒)を大幅に上回った。

24年1月に監督に就任して以降、初の優勝となった佐藤敦之監督は「1区・菊池の積極的な走りから始まり、野村の区間新、そして池田がレースの流れを変える走りを見せてくれた。ここからが本番なので、ニューイヤー駅伝では8位入賞を目指して頑張っていきます」と話した。

2位の中電工も3時間59分35秒で大会記録を更新。アンカーの延藤潤が35分55秒の区間新だったマツダが3位に入った。

JFEスチールが4時間4分10で4位となり全日本の出場権を獲得。オープン参加のマツダBを挟み、武田薬品が6位でフィニッシュしたものの、4時間15分30秒とJFEスチールがら10分以上の差が開いたため、2年連続のニューイヤー駅伝出場はならなかった。

◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km) 第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。 中国電力は1区(12.5km)でエースの菊地駿弥が36分57秒の快走を見せ、2位の中電工に24秒差をつける絶好のスタート。2区のN.ワウエルが区間5位とやや苦戦し、中電工に首位を譲ると、3区でもリードを広げられた。 それでも、4区の野村颯斗が区間新記録で34秒差から6秒差にまで詰め、エース区間の6区(19km)では池田勘汰が激走。前回区間賞の中電工・北村惇生を中盤で逆転し、55分58秒の区間1位で7区につなぐ。アンカーの久保出雄太も区間2位にまとめ、2年前に中国電力が樹立した大会記録(3時間59分55秒)を大幅に上回った。 24年1月に監督に就任して以降、初の優勝となった佐藤敦之監督は「1区・菊池の積極的な走りから始まり、野村の区間新、そして池田がレースの流れを変える走りを見せてくれた。ここからが本番なので、ニューイヤー駅伝では8位入賞を目指して頑張っていきます」と話した。 2位の中電工も3時間59分35秒で大会記録を更新。アンカーの延藤潤が35分55秒の区間新だったマツダが3位に入った。 JFEスチールが4時間4分10で4位となり全日本の出場権を獲得。オープン参加のマツダBを挟み、武田薬品が6位でフィニッシュしたものの、4時間15分30秒とJFEスチールがら10分以上の差が開いたため、2年連続のニューイヤー駅伝出場はならなかった。

中国実業団駅伝の大会結果をチェック!

●総合成績 1位 中国電力 3.58.08 2位 中電工 3.59.35 3位 マツダ 4.00.09 4位 JFEスチール 4.04.10 5位 武田薬品 4.15.30 6位 ホシザキ 4.21.59 7位 トップギアA 4.27.52 8位 世羅RC 4.40.42 9位 広島市役所 4.44.39 ※オープン マツダB 4.06.04 トップギアC 4.54.26 [adinserter block="4"] ●区間賞 1区(12.5km) 菊地駿弥(中国電力) 36.57 2区(7.2km) キプランガット・ダン(JFEスチール) 19.22 3区(11.6km) 東勇汰(中電工) 35.01 4区(9.0km) 野村颯斗(中国電力) 25.35=区間新 5区(9.0km) 岡原仁志(中電工) 26.59=区間新 6区(19.0km) 池田勘汰(中国電力) 55.58 7区(12.5m) 延藤潤(マツダ) 36.24=区間新

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.09

ニューイヤー駅伝出場チームが決定! 3チームが記念大会枠獲得で40チーム 旭化成は40年連続の節目 MABPが初全国

来年元日の第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁発着)の出場チームが、11月9日の中部・北陸、関西、中国地区予選の終了をもって出そろった。 ニューイヤー駅伝の出場枠は例年37チームだが、今回は70回の記 […]

NEWS やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」

2025.11.09

やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」

男子やり投で今季限りでの引退を表明している新井涼平(スズキ)が11月8日、母校・国士舘大の記録会に出場して競技生活に別れを告げた。 1991年6月23日生まれの34歳。埼玉県長瀞町出身で、小学校時代はソフトボール部、中学 […]

NEWS 中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝

2025.11.09

中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝

◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km) 第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。 中国電力は1区 […]

NEWS 最終4組に青学大・黒田朝日、中大・溜池一太、立教大・國安広⼈らがエントリー! MARCH対抗戦スタートリスト発表

2025.11.09

最終4組に青学大・黒田朝日、中大・溜池一太、立教大・國安広⼈らがエントリー! MARCH対抗戦スタートリスト発表

11月22日に町田GIONスタジアムで行われるコラントッテプレゼンツMARCH対抗戦2025のスタートリストが、大会を主催するアスリートキャリアセンター絆ランニング倶楽部から発表された。 最終の4組には各大学のエース級の […]

NEWS 住友電工が悲願の初V 2区から首位譲らず 2位にSGH 最終区で逆転の大阪府警が記念枠で全国へ/関西実業団対抗駅伝

2025.11.09

住友電工が悲願の初V 2区から首位譲らず 2位にSGH 最終区で逆転の大阪府警が記念枠で全国へ/関西実業団対抗駅伝

◇第68回関西実業団対抗駅伝(11月9日/和歌山・龍神行政局~龍神体育館、7区間80.45km) 全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、26年1月1日)の予選会となる、第68回関西実業団対抗駅伝が行われ、住友電工が3時 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top