HOME 国内

2023.05.21

やり投世界陸上代表・上田百寧が手術後初の60mオーバー「順調に延ばせている」/セイコーGGP
やり投世界陸上代表・上田百寧が手術後初の60mオーバー「順調に延ばせている」/セイコーGGP

23年セイコーGGP女子やり投で60m54を投げて5位に入った上田百寧

◇セイコーゴールデングランプリ2023(5月21日/神奈川・日産スタジアム)

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、女子やり投の上田百寧(ゼンリン)が60m54で5位に入った。

日本歴代6位の61m75を持ち、昨年はオレゴン世界選手権代表になった上田。しかし、大会前の最後の調整練習で左膝を故障し、大会後すぐに手術した。

広告の下にコンテンツが続きます

その間、「しっかりイメージトレーニングしていました」。4月に復帰すると、徐々に助走も延ばしていった。木南記念では57m94。今大会に向けて「不安もあった」が、「力で飛ばしてやろう」と気持ちを入れた3回目に、術後初の大台に乗せた。

4回目以降は「もう少し投げたいと思って気持ちが入ってしまって空回りしました」と反省。それでも、「日本選手権に向けて力になります」と復活の一歩に胸をなで下ろしていた。

◇セイコーゴールデングランプリ2023(5月21日/神奈川・日産スタジアム) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、女子やり投の上田百寧(ゼンリン)が60m54で5位に入った。 日本歴代6位の61m75を持ち、昨年はオレゴン世界選手権代表になった上田。しかし、大会前の最後の調整練習で左膝を故障し、大会後すぐに手術した。 その間、「しっかりイメージトレーニングしていました」。4月に復帰すると、徐々に助走も延ばしていった。木南記念では57m94。今大会に向けて「不安もあった」が、「力で飛ばしてやろう」と気持ちを入れた3回目に、術後初の大台に乗せた。 4回目以降は「もう少し投げたいと思って気持ちが入ってしまって空回りしました」と反省。それでも、「日本選手権に向けて力になります」と復活の一歩に胸をなで下ろしていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top