HOME 国内

2023.05.14

男子100mの多田修平がレース復帰 10秒63で4位 「パリ五輪に向けてまた1から頑張りたい」/関西実業団
男子100mの多田修平がレース復帰 10秒63で4位 「パリ五輪に向けてまた1から頑張りたい」/関西実業団

2022年日本選手権の多田修平(住友電工)

関西実業団選手権の3日目が5月14日、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、男子100mに出場した東京五輪代表の多田修平(住友電工)が10秒63(-0.2)で4位に入った。

2年前に東京五輪出場を果たしたが、その後は本来の走りができず、昨年はオレゴン世界選手権の出場も逃していた多田。

広告の下にコンテンツが続きます

今季は冬に海外遠征を行い、室内レースにも積極的に参加したものの、4月の織田記念では予選10秒68と精彩を欠き、決しばらくレースを休養することを明らかにしていた。

それでも、2日前に「1〜2週間しっかり休んだ結果、走る意欲が湧いてきた」と自身のSNSで発言。「パリオリンピックに向けてまた1から頑張りたいと思います。自分のペースで」とレース復帰の意向を示していた。

この日は予選で10秒64(+0.5)をマーク。決勝では優勝した勝瀬健大(MOCT)に0.26秒差をつけられたが、復活への第一歩を踏み出した。

関西実業団選手権の3日目が5月14日、徳島県鳴門市の大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、男子100mに出場した東京五輪代表の多田修平(住友電工)が10秒63(-0.2)で4位に入った。 2年前に東京五輪出場を果たしたが、その後は本来の走りができず、昨年はオレゴン世界選手権の出場も逃していた多田。 今季は冬に海外遠征を行い、室内レースにも積極的に参加したものの、4月の織田記念では予選10秒68と精彩を欠き、決しばらくレースを休養することを明らかにしていた。 それでも、2日前に「1〜2週間しっかり休んだ結果、走る意欲が湧いてきた」と自身のSNSで発言。「パリオリンピックに向けてまた1から頑張りたいと思います。自分のペースで」とレース復帰の意向を示していた。 この日は予選で10秒64(+0.5)をマーク。決勝では優勝した勝瀬健大(MOCT)に0.26秒差をつけられたが、復活への第一歩を踏み出した。

休養からの復帰宣言を行った多田修平

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の思い出」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top