HOME 海外

2023.05.06

男子円盤投のチェーが70m70の大会新V 女子100mリチャードソン10秒76 男子200mはカーリー制す/DLドーハ
男子円盤投のチェーが70m70の大会新V 女子100mリチャードソン10秒76 男子200mはカーリー制す/DLドーハ

2022年世界選手権男子100mで金メダルに輝いたF.カーリー(米国)

5月5日、ドーハ(カタール)でダイヤモンドリーグ(DL)の開幕戦が行われ、男子円盤投ではオレゴン世界選手権金メダルのK.チェー(スロベニア)が70m70の大会新で優勝した。チェーは今大会が今季初戦。「シーズンは始まったばかりだが、よかったと思う。アベレージを上げていきたい」とコメントした。

男子3000mでは今年この種目で室内世界記録(7分23秒81)を打ち立てたL.ギルマ(エチオピア)が7分26秒18の世界歴代8位の大会新で勝利。22歳のギルマは3000m障害で東京五輪、ドーハ・オレゴン世界選手権でいずれも銀メダルを獲得している。2位は10000m東京五輪金メダルのS.バレガ(エチオピア)で7分27秒16の自己新で続いた。

広告の下にコンテンツが続きます

女子100mはS.リチャードソン(米国)が今季世界最高の10秒76(+0.9)で大会記録を更新して勝った。男子三段跳では東京五輪・オレゴン世界選手権金のP.ピカルド(ポルトガル)が追い風参考記録ながら17m91(+2.1)で勝利。2位のH.F.ザンゴ(ブルキナファソ)が17m81(+1.5)で2位に続き、この記録が公認では今季の世界最高となっている。

男子やり投は東京五輪の金メダリスト・N.チョプラ(インド)が88m67の今季世界最高でV。男子200mはオレゴン世界選手権100m金メダルのF.カーリー(米国)が19秒92(+0.3)で制した。

DLは今年は全14戦が行われ、次戦はラバト(モロッコ)で5月28日に実施される。

5月5日、ドーハ(カタール)でダイヤモンドリーグ(DL)の開幕戦が行われ、男子円盤投ではオレゴン世界選手権金メダルのK.チェー(スロベニア)が70m70の大会新で優勝した。チェーは今大会が今季初戦。「シーズンは始まったばかりだが、よかったと思う。アベレージを上げていきたい」とコメントした。 男子3000mでは今年この種目で室内世界記録(7分23秒81)を打ち立てたL.ギルマ(エチオピア)が7分26秒18の世界歴代8位の大会新で勝利。22歳のギルマは3000m障害で東京五輪、ドーハ・オレゴン世界選手権でいずれも銀メダルを獲得している。2位は10000m東京五輪金メダルのS.バレガ(エチオピア)で7分27秒16の自己新で続いた。 女子100mはS.リチャードソン(米国)が今季世界最高の10秒76(+0.9)で大会記録を更新して勝った。男子三段跳では東京五輪・オレゴン世界選手権金のP.ピカルド(ポルトガル)が追い風参考記録ながら17m91(+2.1)で勝利。2位のH.F.ザンゴ(ブルキナファソ)が17m81(+1.5)で2位に続き、この記録が公認では今季の世界最高となっている。 男子やり投は東京五輪の金メダリスト・N.チョプラ(インド)が88m67の今季世界最高でV。男子200mはオレゴン世界選手権100m金メダルのF.カーリー(米国)が19秒92(+0.3)で制した。 DLは今年は全14戦が行われ、次戦はラバト(モロッコ)で5月28日に実施される。

【動画】19秒92で優勝したカーリーの男子200mをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.26

編集部コラム「令和7年の大会取材」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top