HOME 駅伝

2023.01.01

Honda連覇へ5区もトップ中継!3度目挑戦の青木が区間賞の力走で独走へ!/ニューイヤー駅伝
Honda連覇へ5区もトップ中継!3度目挑戦の青木が区間賞の力走で独走へ!/ニューイヤー駅伝

5区区間賞を獲得したHondaの青木涼真(左)

◇ニューイヤー駅伝(1月1日/群馬県庁発着、7区間100km)

ニューイヤー駅伝が行われ、5区(15.8km)はHonda・青木涼真がトップをがっちりとキープ。12秒だった2位との差を34秒に広げた。

3度目の5区で堂々たる走りを見せた。2日前の記者会見で、「圧倒的なタイム差での区間賞で、どんな位置からでも先頭を目指して走りたい」と語っていた青木だが、タスキをもらった位置はトップ。連覇を決定づけるべく、力強いピッチを刻む。

2021年に東京五輪、22年はオレゴン世界選手権の3000m障害に出場した。いずれも予選落ちで世界との差を痛感したが、この大会をその世界との距離を縮めるステップとして据える。

専門種目よりも長い距離だが、法大時代には箱根駅伝5区で区間賞に輝くなど、オールラウンドな力を持つ。16km弱の道のりを最後までペースを落とすことなく走り切り、後続との差を広げて6区へタスキをつないだ。

区間タイムは45分47秒。過去2度はいずれも区間2位。三度目の正直で、区間賞を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

「過去2回区間2位、みんなからそろそろ取れと言われていたので、安心しました。トップでもらえたので、差を広げることが役割。目標としていた区間新は届かなかったし、後続ともっと話して渡したかったので、90点ぐらい」と振り返った。

34秒差で2位がGMOインターネットグループ、さらに4秒差で3位に富士通が続いた。

次のページ 5区通過順位と区間上位成績をチェック!

◇ニューイヤー駅伝(1月1日/群馬県庁発着、7区間100km) ニューイヤー駅伝が行われ、5区(15.8km)はHonda・青木涼真がトップをがっちりとキープ。12秒だった2位との差を34秒に広げた。 3度目の5区で堂々たる走りを見せた。2日前の記者会見で、「圧倒的なタイム差での区間賞で、どんな位置からでも先頭を目指して走りたい」と語っていた青木だが、タスキをもらった位置はトップ。連覇を決定づけるべく、力強いピッチを刻む。 2021年に東京五輪、22年はオレゴン世界選手権の3000m障害に出場した。いずれも予選落ちで世界との差を痛感したが、この大会をその世界との距離を縮めるステップとして据える。 専門種目よりも長い距離だが、法大時代には箱根駅伝5区で区間賞に輝くなど、オールラウンドな力を持つ。16km弱の道のりを最後までペースを落とすことなく走り切り、後続との差を広げて6区へタスキをつないだ。 区間タイムは45分47秒。過去2度はいずれも区間2位。三度目の正直で、区間賞を手にした。 「過去2回区間2位、みんなからそろそろ取れと言われていたので、安心しました。トップでもらえたので、差を広げることが役割。目標としていた区間新は届かなかったし、後続ともっと話して渡したかったので、90点ぐらい」と振り返った。 34秒差で2位がGMOインターネットグループ、さらに4秒差で3位に富士通が続いた。 次のページ 5区通過順位と区間上位成績をチェック!
■5区通過上位成績 1位 Honda 2位 GMOインターネットグループ 3位 富士通 4位 トヨタ自動車 5位 三菱重工 6位 SGホールディングス 7位 SUBARU 8位 中電工 ■5区 区間上位成績 45.47 青木涼真(Honda) 45.58 塩尻和也(富士通) 46.04 今江勇人(GMOインターネットグループ) 46.09 二岡康平(中電工) 46.13 清水歓太(SUBARU)

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.30

【世界陸上プレイバック】―15年北京―十種競技・イートンが世界新でV2 50km競歩で谷井孝行が銅メダル 荒井も4位入賞、16歳サニブラウン初出場

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

2025.07.30

「東京レガシースタジアム」を10月17日~19日に開催! 100m走タイムチャレンジや中長距離スペシャルアカデミーを実施

一般財団法人東京マラソン財団と東京都は7月30日、東京レガシーハーフマラソン2025(10月19日)の開催に合わせて、「東京レガシースタジアム」を10月17日から19日の3日間、国立競技場や明治公園で実施することを発表し […]

NEWS ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

2025.07.30

ベルリンマラソンに日本トップランナー集結!パリ6位赤﨑暁、日本記録保持者・鈴木健吾らが登録 ロス五輪への一歩となるか

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が主催者から発表され、日本男子のトップランナーたちが名を連ねた。 パリ五輪6位入賞の赤﨑暁(九電工)は、出場となれば3月の東京以来となるマラソン。東京世界選手権 […]

NEWS ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

2025.07.30

ベルリンマラソンにロンドン王者サウェらがエントリー!青森山田出身ワンジルも3年ぶり登録

9月21日にドイツで開催されるベルリンマラソンのエリート選手が発表された。男子には今年のロンドンマラソン優勝のS.サウェ(ケニア)が出場予定。ブダペスト世界選手権6位のM.メンゲシャ(エチオピア)やオレゴン世界選手権7位 […]

NEWS 学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2025.07.30

学生世界最速はワラザ 200mも制して2冠 女子10000mはルカンが大会新/ユニバ

2年に一度開催される学生の総合スポーツ世界大会、FISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日、ドイツ、ライン・ルールで開催された。 男子100mはB.ワラザ(南アフリカ)が10秒16(-0.7) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会